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湘南ロードライン

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トヨタ クラウンコンフォート

タクシー乗務歴4年目ですが、現在担当しているクラウンコンフォートは今月で降りることになり、来月から新型のジャパンタクシーを担当することになりました。
この機会に、今まで担当したクラウンコンフォートについて記録を残しておこうと思います。

今まで担当した車両(全てクラウンコンフォート)

33号車(2015年1月~2015年9月)
2007年式、5人乗り、4AT、エンジン79馬力しかなく、軽自動車くらいの加速性能。高年式だが担当した歴代乗務員が全て優秀だったため、大きな損傷歴はなく良好な車体を保っていた。2019年1月に廃車。走行距離61万キロ。

29号車(2015年10月~2017年9月)
2011年式、5人乗り、4AT、エンジン116馬力で加速力が大幅にアップ。被害事故の後遺症で後部ドアとトランクが曲がってる。現在は新人さんが乗務。

16号車(2017年10月~2018年1月)
2013年式、5人乗り、4AT、エンジン116馬力、タコメーター付、3ヶ月の短い期間だけ担当。大きな事故歴はなく良好な車体。現在は元担当していた先輩が再び担当。

35号車(2018年2月~2018年9月)
2014年式、5人乗り、4AT、エンジン116馬力、タコメーター付、元担当していた先輩がよくぶつけて、一度大破もしているので、車体は継ぎ接ぎだらけ、左前フェンダーが変形している、左ミラーの角度がおかしい、一部のドアとトランクも曲がってる。現在は新人さんが担当。

3号車(2018年10月~2019年2月<予定>)
初めて新車での担当。5人乗り、4AT、エンジン116馬力、タコメーター付。やはり新車だけに綺麗だが、前述のとおり来月からまた新車に変わるので、4ヶ月の短い期間だけ担当。


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2019年1月18日に開店したばかりのファミリーマート鎌倉津店と、納車3ヶ月のクラウンコンフォート。
この写真を含め、以下はすべて2018年式3号車のものです。
クラウンコンフォートは2018年2月で販売を終了していますが、在庫車があったため、10月の納車となったわけです。

メーカー : トヨタ
型式 : DBA-TSS10
年式 : 平成30年9月
エンジン : 1TR-FPE 直4
排気量:出力 : 1,998cc 116ps
ミッション : トルクコンバータ式 OD付4速オートマチック
駆動方式 : FR
燃料タンク : 94L (LPG車のため、実際には容量の80~85%しか入らない)
車両重量・車両総重量 : 1,400kg・1,675kg
定員 : 5名
車長・車幅・全高 : 4,690mm・1,690mm(ミラーを含まない)・1,520m(行灯を含まない)
ホイールベース・最小回転半径 : 2,790mm・5,100mm




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まず前席のダッシュボードと運転台まわり。自家用車よりも機器類がギッシリですね。オーディオはAM.FMラジオのみで、スピーカーは前席2ヵ所のみです。シガーソケットはありますが、写真ではFMトランスミッターがさしてありますね。



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2トントラックと同じくアクセルがオルガン式、ブレーキが吊り下げ式になっています。オルガン式ペダル、趣味的には好きですが、清掃面では私かなりキレイ好きなので、オルガン式だと手間になるという欠点が・・・。



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シフトレバーはフロア式でミッションは電子制御式4速オートマチックです。
この車は5人乗りなので一般のセダンと同じシフトレバーとサイドブレーキですが、6人乗りの場合は前席が3人掛けなので、シフトレバーはコラム式、サイドブレーキも前から引っ張るヤツになります。私がタクシー会社入った時点では1台だけ残っており、1日だけ乗務したことがありますが、そのあとすぐ廃車、全廃になりました。



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クラウンコンフォートの場合、タコメーターはオプションでしたが、2013年以降は全車標準装備になりました。メーターも以前は古い路線バスみたいなアナログチックだったものが、クラウンセダンと同じ意匠になりました。



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空調はマニュアル式で、温度と風量は2段のツマミをそれぞれ回します。エアロスター、エアロミディとよく似たツマミですね。



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赤い矢印は、前席の室内灯スイッチです。乗用車の室内灯は照明器具に直接スイッチがあるケースが大半ですが、タクシーの場合は運転台に孤立してスイッチがあるのです。まるでトラックバスみたいですね。
ハザードランプは、ウインカーレバーの先端についてるボタンを押します。つまり、ウインカーもハザードもこのレバー1本で操作します。
ちなみに、私はタクシーだけでなく小型観光バスも通算300時間近く運転したので、バス独特のハザード操作も知ってますが、バス、タクシー、一般車、それぞれのハザード操作を比較すると、やはり一番やりやすいのはタクシーですね。ウインカーと一緒に右手だけでできるので。
しかし、道路運送法が改正されてタクシーもバスも一般車と同じボタン式が義務化されたため、次の新型ジャパンタクシーもボタン式になりました。



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タクシーの一番の特徴とも言える、左後ドアの自動開閉ですが、自動とは名ばかりで実際には人力です。シートの右前にある赤いポールがついてるレバーを、矢印のように上げると客席ドアが開きます。レバーを単純に上げるだけでロック解除とドア開放が同時に行われるので、走行中に誤ってレバーに何か引っ掛けただけでも客席ドアが開くので、注意が必要です。
ちなみにですが、私はドアの縁や車体のドアに隠れる部分も拭いてワックスかけてピカピカにしてますw。



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トランクです。奥に燃料タンクがありますが、ガソリン車ではなくLPGガス車なので、タンクが大きく、トランクを狭くするのが欠点です。容量は94Lでマイクロバス並みですが、実際に入れられるのは容量の8割り程度です。航続距離は300~400kmくらいで、東京から大阪までノンストップでは行けません。補給も専用のLPGスタンドのみなので、自家用車でガス車を所有すると大変です。
ガス車のメリットとしては、環境に優しい、エンジン内部やエンジンオイルを汚さない、危険なガスを封じ込める頑丈なタンクで結果的にガソリン車よりも事故時の火災爆発の危険性が少ない、という所でしょうか。ヤマト運輸などのトラックもLPGガスを使用するものがあり、ガススタンドでタクシーに混ざって入ってきますが、トラックの場合、「環境に優しい低公害LPガス車」と表示してあることが多いです。



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トランク内のカバーを開けると、ガス燃料タンクのバルブがあります。充填時はこのバルブを操作します。作業は資格を持った店員さんが行う必要があるため、セルフは存在しません。



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タンクの圧力計です。運転台にも燃料計みたいな圧力計はありますが、ガソリンや軽油と違って変動が起きやすいので、正確な情報はトランクを開けてこのメーターをチェックします。



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給油口ならぬ充填口。ここも毎日きれいに拭いてます。



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左後の自動ドアです。下の部分に開け閉めするためのアームがついてるのがわかると思います。このアームと運転席レバーをつなぐシャフトは前席シートの下を通っていますが、シャフトがむき出しなのでシートの下を掃除するとき(毎日)大変な手間になります。
シートの下がゴミホコリだらけな車両多いですが、オレはちゃんと毎日掃除してるんですよ。だからシートの下に小銭や物を落としても汚れることはなく安心ですw。
オレの洗車、1回当たり1時間10分かかるんですよ。他の乗務員は20分から1時間くらいだけど、平均すると40分くらいかな。でもオレは1時間以上かかります。それくらい清潔にしています。


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134号線の七里ヶ浜あたりは拡幅工事が進んでます。広くなるのはいい事ですが、フィクションにもよく登場するこの田舎風景も見納めになりそうなので、今のうちに動画撮影しておこうと思います。
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