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告白ハラスメントという考え方について

2017-11-04.png
2017/11/04追記:非公開にしていた記事を編集して公開します。

最近ツイッターをはじめネット上で話題になっている「告白ハラスメント」、略して「告ハラ」というのがあります。
これは相手の気持ちに配慮せず、自分の気持ちを伝えたいという一方的な欲求で想いをぶちまけてしまい、結果として相手に不快感や恐怖感、嫌悪感を感じさせてしまう事もあるという趣旨なんですが、詳しい内容はコチラを参照してください。
これに対する批判や反論やがネット上で多くでているので、私としても意見をまとめておこうと思いました。

反論意見でよくあるのが、「告白されたら誰でも嬉しいと思うものでしょう?」「好意に対して感謝するものでしょう?」「好意を不愉快に感じる人なんているのか!?」というのが見受けられますが、私もつい2年前までそれに近い事を思っていました。
世間でも、恋愛は素晴らしいもの、美しいもとして描かれる事が多いです。
しかし、異性からの好意に対して不快を感じたり、嫌悪感を感じたり、あるいは恐怖を感じたり、傷ついてしまう女性もいるわけで、まずその事をよーく認識しないといけません。

男性は、相手が異性であれば基本的に誰から告白されてもうれしいものですが、逆に女性の場合は、告白されてうれしいと思うのは、自分の好みのタイプやイケメンな男性に限られます。
そうでない男性(好みのタイプでもイケメンでもない男性)から告られたり、好意を寄せられたり、異性として興味を持たれる事や、恋愛対象として見られる事は基本的に嫌なのです。
全ての女性に100%当てはまるわけではありませんが、男性と比べると、女性は恋愛対象となる異性の範囲は限られている事が多く、そして範囲外の男性から恋愛感情を向けられる事に不快を感じるケースが多いです。
この男女の感覚の違いを、まず認識する必要があります。

さらに女性の中には、男性に全く興味がない、興味がないから今後も恋愛とは無縁で慎ましく生きていきたいというタイプの人もいます。つまり、リアルに存在する男性はすべて範囲外というわけですね。
これはオタク系や芸術系などの文系女子に多いと私は感じますが、このようなタイプの場合、自分の事について異性から好意や興味を持たれる事を、特に物凄く嫌がります。自分の領域には絶対入って欲しくない、秘密の花園なのです。
しかし、男性から告白される事で、自分が恋愛の対象として(性的なものも含めて)すでにハメ込まれていた事、好意と興味を持たれていた事、ひどい言い方をすれば「好意」「興味」という形で自分の領域を侵害されていた事実を知ることになります。自分の人生と交差する事なんてあり得ないと思っていた相手が、強引に自分の人生の中に干渉してくるのです。

今まで男性とは無縁でいたことの幸せが強制的に崩され、それによって受ける精神的負担や苦痛は、セクハラを受けたのと同等並みになってしまう事もあるのです。人によっては暴力を受けたのと同じくらいダメージを受けてしまう事も、あるかもしれません。
これについては、男性だけでなく一部の女性からも理解されないようですが、それだけ繊細でデリケートな人もいるという事なんですね。

私もつい2年前までは理解できなかったというか、そういう人がいるという事自体、想定していませんでした。
しかし、2年前、意を決してある女友達に告白した事があったのですが、相手は下を向いたままフリーズしたように固まってしまいました。
私としては相手の気持ちを最大限に尊重したいので、「嫌なら断って欲しい」と何度も念を押したものの、下を向いたまま固まって反応なし。
全く想定外の反応でしたが、数分が経過したあと、「考えさせて欲しい」とだけ言われ、その場は結論が出ませんでした。
その後はというと、友達として好意的な言葉や素振りを見せられたかと思ったら、時々バリアを張ってガードされたりして、ワケがわからないながらも、一つ感じたことは、彼女のプライベートや内面的な部分に触れようとすると、激しく拒絶される傾向がありました。
そして、社交辞令なのかわからないような好意的な言葉や態度をとりながらも、2ヶ月後に音信不通にされました。

元々お互い良い友達だったので、彼女としても友達関係は大事にしたいから表面上は好意的な態度をとり、現況維持のまま発展も後退もしたくないから、好意的な態度をとる一方で時々バリアも展開して、近すぎず遠すぎずの距離を保とうとしたんだと思います。
その流れのまま突然連絡を絶たれたので、私としてもかなり大きなダメージを受けましたが、その反動で「なぜこうなったのか?」「なぜ突然拒絶されたのか?」という感情から、ネットで色々な体験談や情報を集めたり、また色々な人の話しを聞いたりするうちに、男女の感覚の違いや、特に文系女子特有の事情についても知ることができました。

彼女としても友達だと思っていた相手から唐突に告られて、「え?そんなふうに思ってたの?」「そんなつもりじゃなかったのに・・・・」と大変傷ついたと思うし、オレという男から恋愛対象として見られたことは本当に嫌だったと思います。
改めて振り返ると、オレがいきなり告白をしたとき、彼女は下を向いてフリーズしたように固まったわけですが、よーく見ると嫌悪感が滲み出ているのを感じたし、泣いているようにも見えました。
この一連の出来事は私の黒歴史として残ることでしょう。

よく「告白しない後悔よりも、告白してフラれた後悔を」とか、「当たって砕けろ」みたいなのもありますが、私の場合は当初想定していた「告白してフラれた後悔」ではなく、「告白して友達を傷つけてしまった後悔」という事になってしまいました。

今回の「告ハラ記事」については、賛否両論があります。というか、反論意見のほうが多いです。
「せっかく勇気を出して想いを伝えたのに!」という反論も見受けられますが、相手を好きになったのならその人には幸せでいて欲しいと思うのが当たり前だし、その人の幸せを第一に考えて行動するべきです。それを「せっかく勇気を出したのに!」等と、自分の気持ちが先行して相手を尊重できないのなら失格です。

結論
「告白」というのは、相手と両想いである事が確認できない限りは、するべきではありません。
友達関係を築く中に、彼女と両想いであることが確認できて、自分からの告白に対して相手も「嬉しい!」と思ってくれるのが確実になってから、告白するべきです。
相手を不幸にしないためにも、まずは人間関係を築き、友達として親睦を深め、そこから信頼関係に発展させ、その課程で告白して大丈夫かどうかは手応えで判断できるはずです。状況次第では自分の気持ちは明かさずに飲み込んで、心にしまっておく自制心も必要なのです。それが大人というものです。

その事をよーく認識して踏まえた上で、好きな人の幸せを第一に考えて行動を起こして欲しいと思います。
すでに過ちを犯した私が言える立場ではありませんが、この教訓は他の人にも共有して欲しいと思って書きました。
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