湘南ロードライン

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

ブレーキ関係の操作は統一したほうがいいと思う

福岡でタクシーが病院に突っ込み、3人が亡くなってしまう悲しい事故がありました。
報道によると、
・運転手は200m手前からブレーキがきかなくなったので、エンジンブレーキを使おうとしたと供述
・衝突前に加速していた、2台の路上に止まっていた車を避けて走行していたという目撃情報

原因は今も調査中で、運転手の誤操作なのか、車の不具合でエンジンが勝手に暴走したのかはわかりません。
少なくとも言えることは、咄嗟にギアをPにすれば、ここまで被害が拡大する事はなかったと思います。
目撃情報から車は衝突まで加速していたと思われ、この事からも間違えてアクセルを踏んでいたか、エンジンが勝手に暴走したか、どちらかである可能性が高いです。
どちらにしても、エンジン全開の状態でエンジンブレーキ(シフトダウン)を使うのは逆効果で、シフトダウンした分トルクが増えて暴走に拍車がかかります。
冷静に考えればわかる事ですが、状況からして相当パニックになっていたんだと思います。

事故車の車種はプリウスとの事で、私もプリウスは運転したことありますが、ギア操作の中でPが独立したボタンだったり、Nはレバーを1秒以上右に押し続けるとか、操作が特殊なので慣れてないと戸惑いやすく、駐車でPにするときも、何をどうするのか一瞬迷うような事がありました。今はだいぶ慣れましたが、最初の数回は本当にそんな感じです。

これではいざという緊急時に、慣れてないと咄嗟にPへの切り替えが難しく、安全面で問題がある感じがします。
仮にアクセルとブレーキを踏み間違えて暴走してしまったとき、マニュアル車なら減速時にブレーキとクラッチをセットで操作するので、クラッチさえ踏んでればアクセルを踏んでも加速しない、という考察がありますが、ATでも万一暴走したとき、ギアをNやPにすれば、被害を抑えることができます。
しかし、その大事なNやPの操作がわかりにくいのは問題だと思うので、そこはオリジナルにせず、全てのメーカーで操作を統一するべきだと思います。

これと似た件で、三菱ふそうのバスを運転した事がありますが、どういうわけか三菱に限って排気ブレーキの操作が他のメーカー(日野、いすゞ、日産)と逆になっており、これも万一の緊急時を考えると問題だと思います。

いずれにしても、福岡のタクシー事故については、警察としてもまだ調査中なので、原因はわからないし結論も出ていませんが、ネット上では想像と憶測と、決めつけによる主張が多方面で展開されており、「今どきの車がアクセルを踏んでないのに勝手に暴走するなんてあり得ない!運転手は自分を守るためにウソをついている!」という意見が見受けられました。
少し調べれば過去の事例がいくらでも出てくるのに、「そんな故障はあり得ない!」と決めつけるのは、いかがと思います。

エンジンが暴走する事故とは、具体的にはこの動画のような状態です。
https://www.youtube.com/watch?v=EGEhSUz3ka4&t=11s
エンジンの制御機構が壊れて、アクセル全開と同じ状態のまま止まらなくなってしまう故障で、こうなるとキーをOFFにしても止まりません。 もしこの状態でギアが入っていれば、運転手の操作に反して車は暴走する事になり、実際に事故も起きています。
もし走行中にこれが原因で暴走してしまったら、マニュアル車ならクラッチを踏んだり、AT車ならギアをNやPに切り替えて、暴走を防ぐことが大切です。

ちなみに、2008年に湘南モノレールで発生したオーバーラン事故も、走行用のモーターをコントロールする制御装置が、ノイズの影響を受けて加速状態のまま固まり、運転士の操作を受け付けなくなったのが原因です。当該車両は5000系という新型車両で、新型ゆえに設計上の欠陥があったようで、原因究明と改修に2年かけて復帰しました。

こわい事ですが、運転者の操作に反してエンジンやモーターが勝手に暴走する事態は発生し得ることなので、いざという時にギアをNにする、Pにするというクセを付けておいたほうがいいと思います。
咄嗟のときパニックにならないためにも、安全上きわめて重要なブレーキやギアの操作は、メーカー問わず統一するべきだと思います。

スポンサーサイト

| 未分類 | 02:42 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>