湘南ロードライン

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しなの鉄道 169系

3月15日をもって、しなの鉄道の169系電車が定期運用を終了するという情報を聞いたので、青春18切符で行ってきました。
この記事は169系の特集ですが、その前にしなの鉄道とは何なのかを説明しておきます。


信越線 しなの鉄道
しなの鉄道とは、JR信越線の軽井沢~篠ノ井間の移管を受けて1997年10月1日に開業した鉄道です。図の通り、もともとは高崎~長野は一本の信越線でしたが、平行する長野新幹線が開業したことでJR東日本は信越線の横川~篠ノ井を廃止しました。廃止された区間のうち、横川~軽井沢はJRバス関東のバスで運行することになり、軽井沢~篠ノ井はしなの鉄道によって運行されることになりました。これによってJR信越線は途中区間で分断され、現在は長野県と群馬県に信越線が別々に存在する形になっています。
しなの鉄道と言っても、駅や線路の設備はJR時代のものをそのまま使用し、車両もJR東日本から115系と169系を譲り受けて運行しています。で、今回は引退直前の169系の記事です。



クハ115信越線
藤沢から高崎まで湘南新宿ラインのグリーン車で移動、そこから信越線115系湘南色で横川へ向かいました。横川方面へは上り坂が多いですが、この2M2T編成では加速が低いため、勾配でノッチを入れる時間が多かったです。


DSCN1362.jpg
横川~軽井沢は、信越線時代はJRで日本一の急勾配がある「碓氷峠区間」として有名でした。この急勾配は電車が自力で上れないため、専用の機関車「EF63形」の補助を受けて走行するという特殊な区間でした。それ故に運行コストも膨大なもので、運行するのも大変、維持するのも大変だったらしいです。現在は鉄道としては廃止され、バス輸送に切り替わりました。写真がそのバスですが、これまた珍しい車種ですねw
日産ディーゼルのKL-UA452TANです。UA452系の12M仕様ですが、福岡の西鉄バスにしか存在しないものだと思っていたので、こんな所で乗れるとは思ってもませんでした。ミッションは6MTですが、エンジン音は直結5MT車と同じです。
これで横川から軽井沢まで移動しましたが、当日は169系目当てと思われる鉄道ファンが殺到して一気に満席となり、乗客の積み残しが発生しました。俺は幸いにも乗れましたが、補助席までビッチリ使用してスンゴイ狭いし暑いし最悪でした。でも積み残された人は、次のバスまで2時間近くあるし、もっと最悪だったでしょうね…。


クハ169-27前面
軽井沢にて、ようやく今回の主役であるしなの鉄道169系電車にたどり着きました。
写真はクハ169-27でS51編成です。2M1Tの3両編成です。かつてはしなの鉄道全線で運行され、さらにJR信越線に直通して長野まで行く運用もあった169系ですが、現在は軽井沢~小諸だけの限定運用になっています。



クハ169-27運転台側デッキ
クハの運転台側のデッキ仕切りは、窓があるので客席⇔デッキが見通せるほか(言い換えれば丸見え)、客席から直接乗務員室が見えます。他のデッキ仕切りは窓がなく、扉もスモークガラスなので客室⇔デッキは見えませんが、編成中このデッキ仕切りだけなぜか両側に窓がついています。



クハ169-27運転台
クハ169-27車内1
運転台側デッキから客室



クハ169-27車内2
上記写真は全てクハ169-27です。



クモハ169-1前面
こちらは反対側のクモハ169-1。隣りのモハ168-1とともに昭和43年8月21日に製造されたので44歳、俺よりも19コ上です。w 復路ではこの車両に乗りました。



クモハ169-1外見1
クモハ169-1運転台側デッキ
クモハの運転台側デッキは、クハと違って窓はないので見通せません。



クモハ169-1運転台
クモハ169-1運転台



モハ168-1外見
こちらは中間車のモハ168-1。往路はこの車両に乗りました。



モハ168-1デッキ
モハ168-1妻面窓
編成内で唯一、連結面に窓があります。(モハ)



モハ168-1座席
座席は全席ボックスにする形で固定されてますが、かつては回転式だったようで、下を覗いてみると回転機構みたいな作りになっていました。リクライニングはできます。



モハ168-1デッキ仕切り
モハ168-1車内1
モハ168-1車内2
モハ168-1車内3


動画もあります。
クモハ169-1 走行音 車内風景



DSCN1426.jpg
帰りのバスはブルーリボンシティの2ステップ仕様でしたが、シフトレバーはロッド式の棒レバーでした。教習車じゃあるまいし、この年代で棒レバーは非常に珍しいw


DSCN1427.jpg
横川駅は、現在は信越線(群馬)の終着駅ですが、かつて軽井沢まで繋がっていた線路は基本的にそのまま残っていて、大半は鉄道文化村が管理していますが、文化村と横川駅の間は写真のように線路上を直接アスファルトで固めたようで、路面電車の線路みたいになっています。フランジ部分もアスファルトで埋められてるので実際に走行はできませんが、一応は駅と文化村がつながっています。



DSCN1430.jpg
横川駅の、かつて軽井沢方面に向かう列車の番線と思われますが、現在は駐車場です。


DSCN1433.jpg
鉄道文化村



DSCN1435.jpg
DSCN1436.jpg
DSCN1441.jpg
鉄道文化村の園内は、かつて信越線を走った多くの車両が綺麗な状態で展示されています。園内にある線路は、かつて信越線の「碓氷峠区間」そのものなのですが、現在は園内専用の遊具列車が運行されています。線路は軽井沢まで一応繋がっているので、この遊具列車を実際の旅客鉄道に格上げして、横川~軽井沢を2007年までに復活させる計画があったそうですが、挫折したようです。


クハ107信越線
信越線の復路は107系が来ました。今日は115系、169系、107系と乗ったので、MT54電動機を色々なギア比で回した音がきけました。w

クハ107運転台
ついでにクハ107運転台

高崎から湘南新宿ラインのグリーン車で帰りました。
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