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湘南ロードライン

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日野 リエッセRX系 26人乗り トナカイ6号車

トナカイレンタカーの日野リエッセRX系、26人乗り(B仕様-6号車)の特集です。



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メーカー : 日野自動車
型式 : KK-RX4JFEA
車名 : リエッセ
グレード : スーパーツーリング
年式 : 平成13年3月
エンジン : J05C-TI
排気量・出力 : 5,307cc 129kw(175PS)
ミッション : トルクコンバータ式 3速オートマチック
燃料タンク : 100L
車両重量・車両総重量 : 5,190kg・6,629kg
定員 : 26名(正座席19名、補助席5名、ガイド席1名、運転席1名)
車長・車幅・全高 : 6.99m・2.08m(ミラーを含まない)・2.82.m
ホイールベース・最小回転半径 : 3.55m・5.8m



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運転した感想は、まずパワーの強さに驚きました。コースターの180PSには及ばないものの、150PS車とは互角に走れそうな気がしますし、メルファ7ハイデッカーの6MT車を上回ります。
最高速度は、3速ATとだけあってギア比は高めですが、レッドゾーンは3,300回転からで、時速100km/h時が2,600回転だったので、一応120km/h以上は出ると思われます。
3ATでこんな性能を発揮するので、5MTだったらどのくらい凄まじいパワーになるのか興味ありますね。
エンジンは2004年を境に変更されており、前者がJ05Cで5.3Lの175PS、後者がJ05Dで4.7Lの180PSとなっていますが、今回運転したのはKK車なので前期タイプの排気量が高いエンジンでした。

給油口は右前輪の後ろにあります。
燃料タンクは100L、ただし燃料計ギリギリの状態から溢れる寸前まで継ぎ足し給油しても、70Lちょっとしか入りません。燃費は、9人乗せた状態で100km/h巡行すると5.8km/Lを記録、2人乗車で下道移動では6.5km/Lを記録しました。いずれも夏季で冷房ONです。
この事から、航続距離は400km弱ですが、燃料計無視でタンクに100L入ってる事だけを信じて運転すれば、理論上は500km/h以上走れるんですかね。怖いからやりませんが。

ホイールベースが短く、同じ7mのコースター等と比べてもかなりハンドルが切れるので、ハイエーススーパーロングと同じような感覚で、店舗の狭い駐車場も曲がり切れる感じでした。コースターよりも自家用車に最適かもしれませんね。



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座席はマイクロバス標準の3列シートであるものの、29人乗りの縦7列に対して、この車は26人乗りで縦6列としているので、客席の居住性も良好です。
マイクロバスの場合、ミニバンや観光バスと比べると客席が著しく窮屈なケースが多く、長時間のドライブで問題になりますが、この26人乗りリエッセなら、そういう心配はないですね。



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車内には、トナカイメルファと同様のシャンデリアと間接照明を装備してますが、間接照明は2箇所取り外されていた上、シャンデリアも破損したまま修理していないため、残念でした。



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このリエッセには、なんと非常口がついてます。非常口は定員が30名以上の場合に義務付けられていますが、この車は定員29名以下なので本来は必要ありません。
そのためかはわかりませんが、保安基準で定められている「非常口」という表示がなく、非常口を開けた際に運転席で警報が鳴ることも保安基準で定めれていますが、実際に開けても鳴らなかったので、おそらく非常口としての機能を封印していると思われます。
封印する場合、扉を物理的に開かなくする必要があると、バス個人所有の方のブログで読んだことがありますが、どうやらその封印を破って無理やり開けてしまったらしく、今度は閉めることができなくなってしまいました。封印されてるなんて知りもしませんからね。
かなり焦って、リエッセの取扱説明書にも非常口の開け閉めのことは書いてあったけど、やはり閉まらないし、でも試行錯誤の末に何とか元の状態に閉めることができたので良かったけど、いずれにしても通常の非常口とは異なるので、マニアの方は興味本位で開けないようにする必要があるという事ですね。



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空調吹き出し口は、メルファとは異なり、路線型リエッセと同様でした。読書灯はありません。



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冷蔵庫あります。


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写真で見るといかにも観光バスって感じですが、実際にはマイクロバスにつき空間が狭いので、正直、この運転席の囲いはいらないと思いました。



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メルファ等と比べると、スイッチ類はかなり少ないです。アクセルブレーキのペダルはメルファやセレガと同じもので、踏みごたえも大型車そのものでした。
ハザードランプが、左側のレバーを「下に押してON」「上にあげてOFF」という、初めて見たタイプでした。慣れないと結構戸惑うので、これはメルファ等と操作を統一して欲しいですね。


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前述の通りミッションは3ATですが、この車にはPレンジがあるので駐車時も安心です。ただ、レバーにボタンが無いので操作が複雑で、シフトダウンやアップという基本的な操作でも慣れてないと戸惑うことがありました。
変速パターンは、3速の最低速度が45km/hなので、40km/h巡航は2速で走り続ける感じになります。軽トラの3ATよりもかなり高速寄りのギア比で、エンジンブレーキは60Km/hから2レンジを使用しても余裕がありました。
ちなみに、2速の最高速度は測ってないのでわかりません。
あと、シフトノブの表記が5MTなのは、修理時に他の部品で代用したからだそうです。



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この速度メーターですが、なんと誤差が1km/hだけでした。大抵のクルマは実速よりも5~8km/h多めに表示されるので、霧島レイのレーダー探知機(レータン)とか付けると、GPS速度計で誤差がわかるのですが、大半のケースでは新品タイヤでも最低5km/hの誤差はあります。
しかし、今回のリエッセはレータンとの誤差が1km/hだけ・・・、スマホのGPS速度計で改めてチェックしても、やはりこの写真のように1km/hしか誤差はありませんでした。
今まで色々なレンタカーを運転してきたけど、こんな速度メーターは初めて見ました。実速に近いぶん、同じメーター読みでも他のクルマよりも速いという事になるので、スピード違反にはご注意を。
でも、個人的には全てのクルマがこれくらい正確なメーターだったらいいんですけどね。



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補助ミラー付きで、角度は手動調整、ステーの折りたたみは不可です。あと、補助ミラーはステーと干渉するので下向きにしかできません。。運転席には「ミラーヒーター」なるスイッチがありました。


| 車両図鑑 | 17:10 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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7月の関西鉄道旅行

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nottecoで東京の小金井市から大阪の河内長野市まで向かうドライブがあったので、それに合わせて旅行を決行しました。昼間の移動だったので体力的にもラクだったし、運転についても意識の高いドライバーさんだったので、安心して乗車できました。
しかも、このライドシェアはドライバーさんの方針で負担額を徴収せず、無料・・・。
私も経験者だからわかるんですよ。無料にすれば同乗者に変な気を遣わなくて済むからね。



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千代田駅まで送って頂いて、そこから南海電車で難波に向かいます。
乗車したこの車両、6000系と言うらしいですが、昭和43年製で、世代的には国鉄103系と同じながらも、ステンレス車体のため腐食や劣化が少なく、現在まで1両の廃車もないのだとか。
このあと難波のカプセルホテル健康ランドで宿泊。



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翌日は播但線を乗り継いで、和田山まで行きました。写真は103系ですが、103系とは思えない内装ですね。
非電化区間のキハ40系は1両単行のため、立って乗ることになりました。



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山陰本線の黄色い113系に乗車しました。2両編成のオール電動車ですが、加速度を抑えている影響か、加速時のモーター音は静かで、惰行時の轟音だけが響いてる感じでした。
驚いたのは、ドアエンジンが旧タイプというか、原型のままでした。ボタン式で開閉自由だったので、動画で記録に残しておきましたが、このタイプを見たのは小学生以来でした。まだ残ってたんですね。



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福知山駅で1時間待ちになったので、駅周辺を歩くもあまりの猛暑に、たまらずミスタードーナッツにこもる事になりました。



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福知山線は山間をくねくねと進むので、なかなか景色の見応えがあります。改めて地図で見ると、いかに山の中を急カーブ描きながら進んでるのかよくわかりますが、景色も森や田んぼで癒されますね。
単線で駅舎も木造の古いものが多く、田舎感がかなり強いですが、電車は223系なので冷房もしっかりきいて快適でした。



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途中で丹波路快速の大阪行きに乗り換えました。電車は225系です。
この路線では、私が高校生のときに大きな事故がありました。塚口駅を通過してから、直線にも関わらず列車は速度を落とし、事故現場となったマンションがある右カーブは、ゆっくりとした速度で通過しました。運転士さんはこの現場を通過する度に、何かを思うのでしょうか。鉄道会社としても、将来に渡ってこの十字架を背負っていかなければならない事を思うと、二度とあのような事故が発生しない事を願うばかりです。



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再び難波のカプセルホテル健康ランドで宿泊したのですが、施設内の自販機でドクペことドクターペッパーを発見!
アニメ、シュタインズ・ゲートで名前は聞いてたものの、作中で設定された飲料だと思っていたら、まさか本当にあるとは・・・。
調べてみたところ、首都圏では流通してるらしいですが、関西では流通してないらしく、それを行き当たりばったりで見つけたのはスゲーと思ったのですよ。でも、首都圏在住にも関わらず先に発見した場所が関西だったんだけどね。



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3日目は、朝起きて難波から201系電車の快速奈良行きでドクペ飲んで、奈良線の普通京都行き103系でゆったり移動して、そこから初めて京阪電車に乗って、深草バス停から東海道昼特急のエアロキングで帰りました。渋滞しました。では、寝ます。

| 鉄道 | 02:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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