湘南ロードライン

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列車運休→駅員を取り囲んで罵声

昨日はタクシー乗務日でしたが、関東にしては珍しく強風が吹き荒れたため、多くの列車が運休、遅延しました。
それに伴いタクシーはフル回転、駅の乗り場は長蛇の列で、並んでるお客からはイライラ感が漂ってました。
このフル回転で私は、大船、茅ヶ崎、逗子、本郷台に行きました。同僚の中には、東京行ったとか、小田原行ったとか、横須賀行ったという人もいました。
商売的には有難いですが、こんな大勢の人間が殺気だって大混乱する様子はやはり嫌ですね。オレまでトラブルに巻き込まれそうでこわい。

で、お客様と話してると、「なんで電車は強風程度で止まるんだ!」「目的地まで行けないのに何の補償もない!」「駅員の説明に納得できない!」と、JRや駅員の対応に不満を漏らす人が結構いました。さらには、「駅員にタクシー代を出せと絡んでる人がいた」 「数人の客が駅員を取り囲んで罵声を浴びせていた」みたいな話しも、聞きました。去年の近鉄車掌飛び降り事件を思い出します。

強風で止まる理由は、やはり安全第一だからとしか言えませんね。2005年の羽越本線脱線事故のように、たかが強風でも電車が横転して死人が出るケースもあるわけだし、この事故に対しては「安全軽視」だの「無理な運行」だの、JRを非難する報道が沢山されました。そういうわけで、お客様の命を奪わないために、強風程度でも電車はすぐ止まるのですが、止まったら止まったでギャーギャー文句を言う。

運休に対して補償しろと言う主張ですが、現実的には運賃料金の払い戻しを超える補償は、無理だと思います。
もともと、運休や遅延の対応については旅客営業規則や運送約款で定めており、乗客はこれに同意して利用しているのが前提です。
採用試験に行けなかった、ライブに参加できなかった、予約していたホテルやフェリーに乗れなかった、等の間接的な被害を主張する人がいますが、交通機関に限らず殆どの契約において、そんな間接被害までは補償しません。
どんな契約にも不可抗力はあるわけですから、利用者としてはそれくらい想定しておくべきじゃないですかね。

そんなに大事な用事なら、前日に到着して現地で宿泊するべきだし、実際に受験においては親が子供にそうさせるケースが結構あります。
自分ではそういった備えは全くしないで、すべて他力本願で、何かあってから「自分は被害者だ!どうしてくれるんだ!」みたいな主張をするのは、人としてどうかと思います。
列車の運休や遅延は今に始まった事ではなく、1870年に日本の鉄道が開業してから現在に至るまで発生している事です。その中でも安全性と正確性は世界に誇る水準まで達しましたが、世のサービスが向上すればするほど、人は権利だけ主張して自分では何もしない他力本願になっていくんですかね。

仮に、鉄道は如何なることがあっても運休や遅延をすることは許さないというのなら、並行する鉄道線を2本建設してバックアップをとる必要があります。もちろん、そんな事をすれば経費は2倍、運賃も2倍です。
間接被害まで補償しろと言うなら、想定されるあらゆる被害に対して保険をかけておく必要があり、もちろん保険料は運賃に加算されます。
みんながみんな自己権利を主張した結果、あらゆる契約はバックアップが必要になり、効率は悪くなり経費は上がっていきます。そんな世の中をお望みですか?という事です。
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2017年改正の新普通免許について

現行の普通免許よりも、運転できる車種の範囲がさらに制限された新体系の普通免許が、2017年3月12日より施行されます。
現行と比べると、
・最大積載量(積める荷物の重さ)は3トン未満から2トン未満に変更
・車両総重量(のせる荷物や人を含めた車両全体の重さ)は5トン未満から3.5トン未満に変更
・乗車定員は10名のまま変更なし

という事になりました。
しかし、数値だけ見ても具体的にどの車種が運転できるのか、できないのか、わかならい人も多いと思うので、ざっとまとめておきます。参考までに4ナンバーとか3ナンバーというカッコ書きも加えておきますが、わからない人はスルーしてください。



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貨物用ワンボックスカー(4ナンバー)
新体系の普通免許で運転可能です。積載量は850~1250kgになっているものが多く、車両重量(荷物や乗員を含まない車だけの重さ)は2トンぐらいで、貨物や乗員を含めた車両総重量は3トン前後になってるものが多いです。



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10人乗りワンボックスカー(3ナンバー)
こちらも新体系の普通免許で運転可能です。車体はミニバンサイズと同じ全長4.9mのほか、スーパーロングという全長5.4m仕様もあり、この長さになると運転技術はトラック並みです。スーパーロングの場合、車両重量は2トンぐらい、定員まで乗せた車両総重量は2.7トンくらいで、上記貨物車と比べると、車体の大きさは上回っても重量は下回ります。一般的に貨物よりも人間のほうが軽いためです。
ちなみに、スーパーロングと同じ車体で定員が14名のコミューターという仕様もありますが、定員10名を超えると法律上はバス扱い(2ナンバー)になり、中型免許が必要になるのでご注意を。



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小型トラック(4ナンバー)
今まで普通免許で運転できたものの、今後は運転不可となるのがこのクラスです。いわゆる2トン車というもので、車体の大きさは4ナンバーの限界である全長4.7m、幅1.7mに設定されており、アルファードやエルグランド等といった3ナンバーの乗用車よりも小さいのですが、積載量は2トンでワンボックスカーのほぼ2倍、貨物を含む車両総重量は4.4トンにも達するため、新体系の普通免許ではアウトになりました。
ちなみに、2トントラックとか4トントラックという呼び方ですが、これはおおよその積載量を表しているもので、車両そのものの重さではありません。前述の通り、2トン車だと貨物を含む車両総重量は4トンを超えることが多く、4トン車では車両総重量8トンになります。



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キャンピングカー
小型トラックをベースにしたキャンピングカーも、今までは普通免許で運転できても今後は不可になりました。もちろん、全てのキャンピングカーがダメというわけではありませんが、少なくとも写真のような2トン車ベースのものは不可です。

今回の改正により、トラック系の車種は大半が普通免許で運転不可となりますが、普通免許とは別に、新たに準中型免許というものが新設され、これは従来の上位免許とは違い、免許なしの状態からでもいきなり取得できるので、トラック系の車種を運転したい人や運転好きの人は、普通免許ではなくこの準中型免許を取得すれば良いと思います。教習車は2トン平ボディのトラックになるようです。

| 大型二種免許 | 23:07 | comments:4 | trackbacks(-) | TOP↑

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タクシー運転手が目的地を聞き間違えたら、運賃を全額払う必要ある?

タクシー乗って、運転手が目的地を聞き間違えたために、本来なら1540円で行けるところを2000円以上かかってしまった、これは支払わなければいけないのか、という質問を頂いたので、回答します。

聞き間違いが原因で異なるサービスを提供してしまった場合ですが、法的には料金を支払う必要はありません。
例えば、飲食店で間違えて出されてしまった商品については払う必要はなく、タクシーの場合は、本来正しい目的地まで行った場合の料金だけ払えば良いことになります。

で、聞き間違いを防止するため、注文を受けたら必ず復唱確認をするのは接客業の常識ですが、「ウザイ」とばかりに聞き流して返事をしない客が多く、聞き間違いが判明してから全て運転手のせい、店員のせい、という人が本当に多くて腹がたちます。
タクシーの仕事中だけでなく、飲食店に入って食事してるときも、復唱を「ウザイ」みたいな態度で聞かない客を見かけるたびに、トラブルが思い起こされて不愉快だし悲しくなります。

さて、運転手として私が実際に経験したのは、藤沢市辻堂の「浜見山」を、腰越の「浜上山」と聞き間違えて行ってしまったケースと、北鎌倉と西鎌倉を聞き間違えて行ってしまったケースがあり、いずれもお客様が寝てたり、スマホに夢中になってる等で、到着するまで気付かないというものでした。

・浜見山を浜上山と聞き間違えたケース
鎌倉から距離がある浜見山は滅多に行く機会がなく、より近い浜上山のほうが圧倒的に多いので、思い込みで聞き間違えたんだと思います。「浜上山ですね、承知しました」という間違った復唱をしたあと、そのまま腰越に行ってしまったわけですが、方向的にはどちらもほぼ同じなので、料金メーターは入れたままで改めて浜見山に向かう形でお客様に了承頂きました。

・西鎌倉を北鎌倉と聞き間違えたケース
最初、「×△鎌倉」という感じで聞き取れず、何となく北鎌倉と聞こえた気がしたのでそれを復唱確認したところ、返事がないので無言の肯定と判断し、出発しました。そして、到着するなり「西鎌倉と言ったんですがぁぁ?」と始まってしまったので、西鎌倉の相場料金より少し安いかと思われる1720円でメーターを切り、貸切表示で改めて正しい目的地に向かいました。

本当は、お客様を乗せたままメーターを入れない行為や、途中で切る行為は違反となり、万一事故とかあると最悪の場合タクシーの保険が使えず、大問題になる可能性がありますが、全ての運行において一切のミスなく完璧に行くことなど無理なので、間違いが発生する度にこの行為をする乗務員が(私も含めて)多いのが現況です。

メーターでカウントした料金は、必ず会社へ納金しなければいけないため、接客トラブルでメーター分の料金を頂けなかったり、全額踏み倒された場合でも、乗務員が自腹で納金しなければいけません。それを防ぐため、違反を承知でメーターを途中で切る行為が発生するわけですが、地域によっては(特に東京)、タクシーの取り締まりが厳しく、発見されれば罰則もあるので、そういう地域のタクシーはメーターを途中で切ることもできず、聞き間違いや遠回りのミスが発生するたびに、運転手が自腹で納金する事になるので大変です。
ちにみに、乗務員によっては自分に100%非がない限りは自己負担する筋合いはないと考える人も多く、メーター分をきっちり請求して接客トラブルになるケースもあります。

いずれにしても、聞き間違いによる接客トラブルは本当に馬鹿々々しいので、運転手や店員の復唱を「ウザイ」とばかりに聞き流すのではなく、是非ご協力願いたいところです。

| タクシー | 01:28 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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