湘南ロードライン

<< 2016-04- | ARCHIVE-SELECT | 2016-06- >>

| PAGE-SELECT |

>> EDIT

103系電車に乗りに行く

103系電車は、1963年に山手線へ投入したのをはじめ、京浜東北線、中央線、総武線、埼京線、横浜線、常磐線、武蔵野線、京葉線、南武線など、首都圏をはじめ全国の都市通勤路線に大量投入されました。地獄の通勤ラッシュとともに、乗り心地の悪さとモーター音のうるささで通勤客には嫌われ者ですが、私のようなオタクには人気車種です。
JR発足時も大量に残っていたものの、JR東日本では2006年までにほぼ引退し、諸事情で残っていた仙石線用も2009年で引退して全滅したわけですが、JR西日本では車体をリフォームしているものの、未だ現役で稼働しています。
かつて東京じゅうを大量に走っていた103系については、個人的に思い入れがあるので、それ目的にわざわざ大阪まで行ってきました。

DSC01043.jpg
新大阪から223系で大阪まで来て、最初に大阪環状線の103系に乗車。
車体は内外とも徹底的にリフォームされていて原型をとどめておらず、原型しか乗ったことない関東人の私にとっては、どこかの私鉄車両にしか見えませんが、ドアだけは原型の国鉄タイプでした。走り出してモーター音をきいて、やはり103系なんだと実感。いくら車体をリフォームしても走行音は103系そのものでした。
大阪環状線は、東京で言うところの山手線みたいなものですが、その都心を走る路線で、リフォームされているとはいえ未だに103系が走っているのは驚きです。しかし、ようやく来年から新型車両への取り換えが決定したようです。山手線103系の引退から30年近く経ってますが・・・。



DSC00989.jpg
次に新今宮から大和路線に乗車。103系が快速運用につくことは滅多にないようですが、幸いにも快速に入っているところを乗れました。こちらは前面は原型を留めており、側面も環状線ほどの徹底的なリフォームはされておらず、ドアの他に窓枠が原型を保ってました。しかし、戸袋窓をつぶしているため、やはりオリジナルの103系とは程遠い。



DSC01052.jpg
王寺駅で見かけた一コマ。関東でもかつて京浜東北線(青)と横浜線(黄緑)の103系が色違いで連結したことがあったそうですが、こちらの連結は謎です。



DSC00968.jpg
奈良駅から桜井線の2両編成ワンマン列車に乗車。和歌山線直通の和歌山行きです。
こちらは105系になりますが、103系からの改造で、外見で大きな変化はなく、モーターも種車から流用されたため、走行音も変化ありません。ただし、機器類は変わってしまったものがいくつかあり、例えばMGや空気圧縮機の音が103系とは異なります。
改造元となった103系は、かつて常磐線を走っていたもので、千葉の松戸電車区から遥々と引っ越してきたわけです。連結面のプレートを見ると、昭和45年製造で、昭和59年に吹田工場で105系に改造された旨が記載されています。んー、つまりは年齢的に45歳で、そのうち元の103系として常磐線を走ったのは14年程で、そのあと105系に改造されて和歌山に転属した後のほうが遥かに長いということですね。



DSC01060.jpg
DSC01061.jpg
車体は内外ともオリジナルを保っています。103系が全車リフォームされてオリジナル車が残ってないのに対して、105系は103系譲りの車体をそのまま残しているのです。



DSC00987.jpg
運転台は常磐線時代から変わらないようですが、常磐線時代に直通先で必要だった速度計を囲っているATCは使用しないため、そのまま封印するかのように埋められています。



DSC00970.jpg
無人駅が多い地方交通線なので、運賃箱があります。



DSC01062.jpg
橋本駅での一コマ。神奈川にも橋本駅があって、1970年代までは横浜線と京浜東北線で車両を共有していたため、ブルーの103系が横浜線で運用されて橋本駅に来ていたそうです。それを再現するかのような一コマが撮れました。もちろん、これは和歌山線の橋本駅です。 


DSC01067.jpg
和歌山線のどっかの駅で降りて、近くの和食店で食事にしました。


DSC01065.jpg
そのあと、和歌山までは行かず、反対方向の列車に乗り換えて王寺に戻り、大和路線の201系で難波まで行き、心斎橋のカプセルホテルで一泊。ここでデジカメの電池が切れる。
翌日は近鉄奈良線で一気に奈良まで行き、奈良公園の鹿をさわったあと、JR奈良線の103系に乗車。
しばらくは田舎の風景が続きますが、京都に近づくと車内が混みだします。終点の京都までは行かず、二つ手前の伏見駅で降車。駅舎は稲荷伏見大社と直結しているため、建物のあちこちが赤色に塗られています。駅舎は昭和10年築とかなり古いですが、それよりもレアなのは明治12年築のランプ小屋で、これは当駅が東海道線の駅だった頃、蒸気機関車に引かれる木造客車の車内照明として使う灯油ランプを保管する場所だったそうです。夜になると小屋からランプを出して、到着する列車に設置していたそうです。
スポンサーサイト

| 鉄道 | 20:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |