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湘南ロードライン

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煽り運転と暴行に遭わないための自己防衛



茨城の常磐道の交通トラブルで、強制的に停車させて暴力を振るい、被害者が出血したという事件がありましたが、この映像が投稿されてから、愛知と静岡でも同一人物と思われる危険運転の映像が公開され、話題になっています。

危険運転や、まして暴力行為は論外ですが、こういう殺気だったキチ〇イドライバーは数百人に1人は混ざっているので、煽られるほうも被害者ヅラばかりするのではなく、自己防衛して欲しいと思います。
もちろん、煽られるのを100%防ぐのは無理で、私も煽られたことはあるし、以前もこのブログに書いた覚えがありますが、2013年には新東名で強制的に停車させられて相手が降りてきたので、路肩をバックで逃げた事もありました。長距離ドライブ、特に東名、名神の移動となると、必ず数回の煽り運転に遭遇します。

Twitterやネット上でもかなり多く指摘されていますが、一番いけないのには理由もなく追い越し車線を走り続ける事で、追い越し車線は追い越しが終わったらすぐに走行車線に戻らなきゃいけないのです。
それ以外にも、後ろで追い抜きたそうな車がいたらなるべく進路を譲るようにする、この2点を意識するだけで煽り運転の大部分は自己防衛できると思います。

ただ、意識していても煽り運転に遭遇してしまうケースもあります。
今回の映像でも、常磐道の件と、新東名のトラックの件では、被害車両がともに追い越し車線を走り続けているという指摘がTwitter等で多くあるのですが、映像だけでは本当に追い越し車線を走り続けていたのかどうか、よくわかりませんし、後から追加の映像が出て判明した事ですが、両方とも意味もなく追い越し車線を走り続けていた訳ではなく、走行車線に対して車間距離をとるため、すぐには車線変更できなかったようです。

煽られるケースとして自分がよく経験するのは

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上の図で言うと、黄色いクルマがオレな訳ですが、走行車線に入る余地が全くないんですね。せめて速度を上げようとしても、制限速度が80km/hの道路で、100km/hを超えて運転するのは物凄く捕まるリスクが高いんですよ。そして後ろの煽ってる車が、実は覆面パトカーで速度を上げた途端にそのまま検挙されたなんて話しもあるようです。覆面パトカーでも車間距離を詰めるケースはあり、それを煽りだと思って速度を上げると、まんまとハマるんですよ。
実際のところ後ろの煽り運転者があまりにも危険だと感じた場合は、走行車線に無理やり割り込んでしまう事もまぁあります。



次のケース、これも何回か経験し、そのうち1回は強制的に停車させられた事件があったケースですが
2019-08-14-3.png

これもよくありがちなニアミスで、これが原因で強制的に停車させられた事がありました。相手が降りてきたので、バックで逃走して事なきを得ました。
これを防ぐとなると、走行車線に対して大きく速度差をつける(大幅な速度超過)か、または走行車線に対して車間距離をとらずに割り込む、あるいは後ろの煽り運転者が左から追い越す事を想定して、あえて走行車線に戻らないという選択肢もあるかもしれませんが、難しいですね。


ただ、このように対策のしようがないケースは別として、「サンデードライバー」という呼び名に代表されるような、意味もなく追い越し車線をチンタラ走るとか、いつまでも隣りの車と横並びで並走する、合流で加速しないとかは、煽り運転を誘発するだけでなく、他の善良なドライバーにとっても迷惑なので、そこは皆さん意識して欲しいと思います。
番組で煽り運転を特集するなら、それ以前に煽られないための交通マナーもセットで特集して欲しいと思います。
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| 道路交通編 | 15:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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運転手に違反行為を強要する客






少し前にTwitterで話題になりましたが、ウィラー高速バスで乗り遅れたお客がバスを追いかけて、交差点の横断歩道上で強制的に停車させ、乗せるように強要して警察沙汰になった件です。

バスを止めた本人は、おそらく違反強要については自覚がなかったんだと思いますが、問題は一部のTwitter民から運転士を非難する声が上がり、運転士擁護派と多方面でバトル展開されている事です。
まず、バス停じゃない場所で旅客を乗降するのは違反なわけで、融通が利かないとかそういう問題じゃないんですよね。
例えば、バス停以外の場所でドア開けて、お客様がバイクや自転車と接触したり、バスのステップにつまづいて転んで怪我をされた場合、バスの保険で補償できなくなる可能性があります。
それで人身事故になった場合は運転手が行政処分になり、最悪の場合は失職します。
という事を何人かの人がTwitter上で説明して理解を求めていたのですが、あー言えばこう言うという具合に、また反論が飛んできました。

「だからって乗客置き去りはひどいじゃないか」
「血も涙もないのか」
「人情の欠片もないのか」
「多少のリスクを冒してでも相手のために融通利かせてあげるのが人情ではないのか」
「客が支払うお金で成り立っている商売である事を忘れるな」

みたいな意見が飛び交ってました。そして多方面で運転士擁護派とお客様擁護派による議論、バトルが展開されました。
まー、お客様は神様だと本気で思ってる人には何を言っても無駄かな。
私もタクシー乗務員という立場上、違反行為の強要は何度もされてきたし、断ってクレームになっただけでなく、私が物凄く冷酷でひどい事をしたみたいに言われた事もあります。
私ではなく他の乗務員ですが、羽田空港まで無茶な時間を要求されて、赤キップにならないギリギリの範囲で速度超過したものの、「前回のタクシーはもっと急いでくれたのに、あなたの独り善がりで全部台無しだ!!」と言われた乗務員もいました。
その経験からしても、お客様は神様だと本気で思ってる人には何を言っても本当に無駄、水掛け論、平行線なので、対応は会社なり警察なりに任せるしかないんですね。
人情とか融通とかじゃないんですよ、何かあったら行政処分食らうのは我々なんですよ。そんな失職のリスクまでおかして、なんでそこまでしてあげなきゃいかんのかという事ですね。
まぁ、人情やサービスのためなら運転手が免停になっても失職しても止むを得ない、あなたは私のために犠牲になりなさい、と本気で思ってるんでしょうね。結局はそうやってサービス業を見下してるんですね、だからそんな事を平気で書き込めるんですよ。
この件では、本当に運転士がかわいそうです。

| 道路交通編 | 11:50 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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大型トラックとロードバイクの接触死亡事故でドライバーに無罪判決

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名古屋市名東区の国道302号線
事故があった正確な場所はわかりませんが、参考までにグーグルマップから引用しておきます。この道路が軽車両・自転車の通行禁止かどうかはわかりませんが、もし禁止ならその点も自転車が悪くなりますが、報道ではそのように書かれてないので、ここでは禁止ではないものとみなして考えます。

2014年に名古屋市名東区の国道302号線で、後ろからすり抜けてきたロードバイクを、前にいた大型トラックが巻き込んでしまい死亡事故になったとして、運転手が逮捕されましたが、名古屋地裁では無罪判決にしたとの事です。
報道では、自転車が後ろからすり抜けた際に発生した事故との事で、事実であれば自転車側の不適切な追い抜きが原因で、前の車が気付かず巻き込んでしまったという事になるので、その点は自転車が圧倒的に悪いし自業自得だし、これでドライバーを罰するのは適切ではないので、結果として無罪になったのは良かったのではないかと思います。
ただ、裁判官が挙げた判決理由の中で、次の点が非常に気になりました。

・車線の左端と縁石の間は幅約70センチと狭く、自転車で走るとハンドルや体が車線内にはみ出すことになる
・この道路は交通量が多く、道路脇の防音壁の外側に歩道があることから、歩行者や自転車の通行が想定されていない

道路の状況は上の写真とおおむね一致しますが、そもそも自転車、ロードバイクとは第1車線を走るものなので、路肩の中に入りきるとか入りきらないという議論はおかしいし、2番目に至っては完全に「ロードバイクは歩道を走るべきだ!」と言ってるようなものですね。
司法権を持つ裁判官がこの認識であることに、非常に疑問を持ちました。

同僚ドライバーや知人友人など、クルマしか乗らない人はそういう考え方の人が圧倒的に多いんですが、いくらクルマが飛ばしやすい道路だからって、勝手に自動車専用道路と同じにしてしまうのはいかがかと思います。
ロードバイクがいる事を想定できないのなら、同様の速度で走る原付バイクも想定できないの?という事ですね。
まぁ、実際に名古屋近辺のこの手の道路はドライブで何回か通ってますが、左車線の流れは遅いからオレは右車線に行くわけですが、上には上がいるもので、オレよりも速い車がすぐに接近してきて煽ってくるわけですよ。しかも、その数も半端なく多いので、譲ってもキリがないし、速い車というのは時速80~90km/hぐらいで流れを作ってるので、車同士の速度差も極端すぎるし、ロードバイクや原付バイクにとってはたまったものではないでしょう。
逆に渋滞したら渋滞したで、隙間を走る二輪車にヒヤリとする事もよくあります。

こういう環境なので、自転車や原付で名古屋の国道を走るというのは、かなり危険が伴うのは事実ですが、だからって路肩を走れとか歩道を走れという事にはなりません。
昔は警察も自転車は歩道通行を前提にしていたけど、今はそういう時代じゃないし、ましてロードバイクなんて原付と同じですからね。そんなものを歩道を走らせてはいけません。




| 道路交通編 | 16:40 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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コンプアイアンスとは




Twitterを見ていたら、上記ツイートが物議を醸していたので、私としても触れておこうと思います。
片側3車線の道路で、路線バスが第2車線を走ってるのは道交法20条1項違反だと言うのですが、その20条の趣旨を見ると

20条1項:車両(軽車両、原付、自動車など)は最も左側の車線を通行しなければいけない。
20条2項:ただし自動車は、片側に3車線以上ある場合は、速度に応じて右端以外の車線を通行することができる。

つまり、自転車、原付、自動車は最も左側の車線を通行するのが原則であるが、3車線以上あれば、自動車に限り右端以外の車線を通行できる、という事ですね。
これを簡潔にまとめて反論しようとしましたが、送ったところで理解してもらうのは絶対に無理そうなので、やめておきました。
ご本人が根拠として引用している20条解説ページに、20条2項についても書かれていて、ご本人もそれを承知でありながら、あくまで1項のみに拘って違反であると繰り返し主張しているので閉口です。

私はかつてロードバイク乗りだったので、自転車趣味の人ならみんな経験してると思いますが、交通ルールを理解せずに感覚だけで「違反だ!」と決め付ける人が本当に多いので、辟易しますね。

そして、こういう決め付けは自転車だけでなく、二輪車や大型車に向けられることもあります。
今回のようにバスやトラックが第2車線を走ってはいけないとか、二輪車が第2車線を走ってはいけないとか、あるいは二輪車や大型車が追い越し車線に出てはいけないとか、訳のわからない決め付けをする人がいて、そのたびにYouTubeやTwitterやブログのコメント欄で合戦が繰り返されるので、本当に辟易しますね。
いくら法文を引用して説明しても、ああ言えばこう言うの繰り返しで、全く理解されない。

こういう人の反論は、原付と自動二輪を混同していたり、大型トレーラーと大型車を混同していたり、海外の交通ルールと混同しているケースも多いです。
そういえば、自転車は軽車両だから車両に含まれないとか、自動二輪車は自動車ではないとか、ヘンテコな反論をする方も1人や2人じゃなく大勢いたのですが、もしかしたら20条2項の「自動車」にバスは含まれないとか言わないですよね?
自動車=普通乗用車のみ、という勘違いをしていない事を願うばかりです。

| 道路交通編 | 12:50 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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大型車で左折巻き込み事故が起こる理由

昨日、さたいま市の交差点ででパート女性の自転車が、左折してきた大型トラックに巻き込まれて亡くなってしまうニュースがありました。
これに限らず、交差点で自転車が左折の大型車に巻き込まれる事故は度々発生し、私の近所の某交差点でも、昨年に同様の死亡事故があって、タクシーでその交差点を通るたび、献花の花束を目にします。

こういう事故が起こる度に、原因はドライバーの注意不足とか確認不足だけで結論付けられてしまう事が多いのですが、そもそも大型車のドライバーから左側の歩道を並走して走る自転車は、どうやっても見えません。
今回はそれを解説しますが、要は自転車においても安全はドライバー任せの他力本願ではなく、自らも防衛に努めてくださいという事です。
そりゃ、横断歩道は歩行者・自転車優先ですよ。だけど、命を散らしてまで優先権を主張するわけじゃないですし、いくら運転手の確認不足とは言っても、物理的にどうやっても見えない物まで責任追及されても、どうしようもありません。ババ抜きのババを透視しろとか言ってるのと同じくらい無茶な話しです。




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大型車の死角を図にすると、このようになります。
黄線は運転席の窓から見える範囲、青線はミラーで見える範囲ですが、赤線は窓からもミラーからも見えない、運転席からはどうやっても見えない死角になります。仮に赤線エリアを自転車が並走していたとして、運転手はそれを認識できません。
実際に大型車を運転してみるとわかりますが、車道の路肩部分を大型車と近い距離で並走する自転車は、ミラーで認識できるのでまだいいのです。一番危ないのは、大型車から離れた位置(歩道)を並走する自転車で、これが最も危険なんですね。
赤線にいる自転車と、並走する大型車がこのまま横断歩道に差し掛かると、下記のようになります。



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大型車が左折の体制に入ると、横断歩道上に死角(赤線)ができるので、この死角から自転車に突っ込まれても、回避できません。ただ、図を見てもわかりますが、死角は車体からある程度の距離にあるので、車体に至近距離まで接近(または接触)すればミラーに映ります。


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横断歩道で巻き込み事故を起こさないよう、大型車は交差点に入る手前から安全確認を行います。この時点では運転席の窓から見える範囲(黄線)で横断歩道の全域を確認できるので、少なくとも普通に歩いている歩行者だけなら巻き込まずに済みますが、、歩道上の赤線が死角なので、そこを自転車が並走していたら気付きませんし、歩行者であっても子供など急に走り出す人まではカバーできません。



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大型車に死角がある理由は、単に車体が大きいからと思われがちですが、どちらかと言うと、乗用車と違って360度の窓がない事による要因が大きいです。普通車や軽自動車を含めて、トラック型の車は助手席しか窓がないのです。
例えば、軽トラックも助手席しか窓がない代表例ですが、運転していると図のような死角に気を使います。



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大型車であっても、路線バスで使われる車種は客席の窓が後方まで伸びているので、左側の安全確認はしやすいです。
実際、私も大型二種の免許を取るとき、路線バスと同型の教習車で路上を走るのですが、左側の安全確認は乗用車と同じ要領で殆どカバーできました。
しかし、車内混雑したバスは後ろの視界が制限されるのはもちろん、同じバスでも観光バス向けの車種では、運転席よりも客席が高い位置にセットされているため、トラックと同様に助手席(前扉)の窓しか使えません。



DSCN0663.jpg
多くの大型車では、サイドミラー(バックミラー)とは別に、曲面がきつい補助ミラーを装着して見える範囲を拡大していますが、曲面がきつければ遠くは見づらいので、斜め後ろから高速度で接近してくる自転車の発見にはやはり限界があります。

巻き込み事故は運転手の確認不足とは言っても、そもそも確認のしようがないので、実態としては確認できないまま恐る恐る左折しているのが現況です。
この事故動画も、死角に自転車がいた典型的な例だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=zdyuQ-rznog


私は対策として、小型観光バスや4トントラックを運転したとき、万一巻き込んでしまっても接触程度で済むよう、超低速で左折してました。少なくともぶつかればミラーに映るので、ミラーを凝視しながらいつでも急停止できる体制で左折してましたね。
これがドライバーとしての防衛運転ですが、歩道を走る自転車においても死角を知った上で、防衛運転に努めて頂ければ幸いです。(というか自転車は歩道ではなく車道を走るべき!)

| 道路交通編 | 23:32 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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