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湘南ロードライン

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大型車で左折巻き込み事故が起こる理由

昨日、さたいま市の交差点ででパート女性の自転車が、左折してきた大型トラックに巻き込まれて亡くなってしまうニュースがありました。
これに限らず、交差点で自転車が左折の大型車に巻き込まれる事故は度々発生し、私の近所の某交差点でも、昨年に同様の死亡事故があって、タクシーでその交差点を通るたび、献花の花束を目にします。

こういう事故が起こる度に、原因はドライバーの注意不足とか確認不足だけで結論付けられてしまう事が多いのですが、そもそも大型車のドライバーから左側の歩道を並走して走る自転車は、どうやっても見えません。
今回はそれを解説しますが、要は自転車においても安全はドライバー任せの他力本願ではなく、自らも防衛に努めてくださいという事です。
そりゃ、横断歩道は歩行者・自転車優先ですよ。だけど、命を散らしてまで優先権を主張するわけじゃないですし、いくら運転手の確認不足とは言っても、物理的にどうやっても見えない物まで責任追及されても、どうしようもありません。ババ抜きのババを透視しろとか言ってるのと同じくらい無茶な話しです。




2018-02-07-2.jpg
大型車の死角を図にすると、このようになります。
黄線は運転席の窓から見える範囲、青線はミラーで見える範囲ですが、赤線は窓からもミラーからも見えない、運転席からはどうやっても見えない死角になります。仮に赤線エリアを自転車が並走していたとして、運転手はそれを認識できません。
実際に大型車を運転してみるとわかりますが、車道の路肩部分を大型車と近い距離で並走する自転車は、ミラーで認識できるのでまだいいのです。一番危ないのは、大型車から離れた位置(歩道)を並走する自転車で、これが最も危険なんですね。
赤線にいる自転車と、並走する大型車がこのまま横断歩道に差し掛かると、下記のようになります。



2018-02-07-1.jpg
大型車が左折の体制に入ると、横断歩道上に死角(赤線)ができるので、この死角から自転車に突っ込まれても、回避できません。ただ、図を見てもわかりますが、死角は車体からある程度の距離にあるので、車体に至近距離まで接近(または接触)すればミラーに映ります。


2018-02-07-2.jpg
横断歩道で巻き込み事故を起こさないよう、大型車は交差点に入る手前から安全確認を行います。この時点では運転席の窓から見える範囲(黄線)で横断歩道の全域を確認できるので、少なくとも普通に歩いている歩行者だけなら巻き込まずに済みますが、、歩道上の赤線が死角なので、そこを自転車が並走していたら気付きませんし、歩行者であっても子供など急に走り出す人まではカバーできません。



2018-02-07-4.png
大型車に死角がある理由は、単に車体が大きいからと思われがちですが、どちらかと言うと、乗用車と違って360度の窓がない事による要因が大きいです。普通車や軽自動車を含めて、トラック型の車は助手席しか窓がないのです。
例えば、軽トラックも助手席しか窓がない代表例ですが、運転していると図のような死角に気を使います。



2018-02-07-3.jpg
大型車であっても、路線バスで使われる車種は客席の窓が後方まで伸びているので、左側の安全確認はしやすいです。
実際、私も大型二種の免許を取るとき、路線バスと同型の教習車で路上を走るのですが、左側の安全確認は乗用車と同じ要領で殆どカバーできました。
しかし、同じバスでも観光バス向けの車種では、運転席よりも客席が高い位置にセットされているため、トラックと同様に助手席(前扉)の窓しか使えません。



DSCN0663.jpg
多くの大型車では、サイドミラー(バックミラー)とは別に、曲面がきつい補助ミラーを装着して見える範囲を拡大していますが、曲面がきつければ遠くは見づらいので、斜め後ろから高速度で接近してくる自転車の発見にはやはり限界があります。

巻き込み事故は運転手の確認不足とは言っても、そもそも確認のしようがないので、実態としては確認できないまま恐る恐る左折しているのが現況です。
私としても、小型観光バスや4トントラックで経験した事がありますが、万一巻き込んでしまっても接触程度で済むよう、超低速で左折してました。少なくともぶつかればミラーに映るので、ミラーを凝視しながらいつでも急停止できる体制で左折してましたね。
これがドライバーとしての防衛運転ですが、歩道を走る自転車においても死角を知った上で、防衛運転に努めて頂ければ幸いです。(というか自転車は歩道ではなく車道を走るべき!)
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| 道路交通編 | 23:32 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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綾人サロンさんのロードバイクに対するご意見について

https://www.youtube.com/watch?v=x8LnMz4bVwM&t=1s
自転車の交通についてブログに書くのは大変久しぶりですが、以前から私が視聴している綾人サロンさんというユーチューバーの方が、「大型トレーラーから ロードバイクに言いたいことがある」をテーマにご意見を主張なさったので、元ロードバイク乗りの私としても意見をまとめておこうと思います。
なお、この記事に関して反論コメントやバトルコメントを投稿されても、私としては無駄なエネルギー使いたくないので、申し訳ありませんがコメント承認しませんし削除させて頂きます。悪しからずご了承ください。

綾人サロンさんについては、過去の動画からずっと観てきたのでわかりますが、プロドライバーとしての意識はとても高く、見識もあって論理的にお話しをされるのでプロドライバーの鑑として個人的にも尊敬しています。
しかし、今回のロードバイクに対する主張については、ちょっと一方的かつドライバー目線に偏っていて、残念に思いました。

ひとまず動画の内容を要約すると
「ロードバイクが10台ほどで集団走行をするのは、交通の危険を生じさせる」
「大型車が集団ロードバイクを追い越す際、危険が生じる」
「峠道で路線バスが蛇みたいに走る集団ロードバイクを追い越す事ができず可哀想」
「自転車の集団走行は禁止するべきだ。団体で移動する場合でも、1台ないし2台単位に分散して移動するべきだ」
との主張でした。

まぁ、集団ロードバイクの追い越しは、大型車にとっては非常に厳しいというのはわかるのですが、危険を生じるというのは、見通しが確保できないまま無理に追い越すから危険なのであって、団体自転車そのものに原因がある訳ではないと思います。
動画内の言及を聞いてると、大型車の無理な追い越しでロードバイクを巻き込む事を、まるでロードバイクが事故原因を作って大型車を事故に巻き込んだみたいな言い方をなさるので、コメント欄に自転車乗りが殺到して炎上してるんですよね。
追い越してる最中に自転車が速度を上げたとか、トラック側に幅寄せしたとかでない限り、ただ走ってるだけの団体自転車に非はないはずです。
自転車は一列に走るというのは、交通ルールとして認められている事なので、動画内では危険行為であると繰り返し言及されているのですが、それはその人の一方的な決め付けとしか思えませんし、そんな決め付けをもとに国家や法律が動くとは到底思えないんですよね。

そりゃ、集団自転車が大型車にとって非常に妨げになっているのは事実だと思います。だけど、妨げと危険は別物だと思いますし、
ドライバーに言い分があるように、自転車にも言い分があるので、難しいんですよ。集団で時速30km/h以上出ている状態から、後続車に進路を譲るため停止するというのは労力が要りますし、ドライバーのタイミングに合っていなければ、かえって追突されたり、されなくても後続車が驚いて急ブレーキやクラクションを鳴らすという事も実際にあったので、気を遣ってるのはドライバーだけじゃないんですよ。
道路の問題であると言えば、狭い道路なので実際そうなのですが、そんな事を言っても解決しません。結局は狭い道路の中で、お互いに存在してる以上、嫌でも自転車と大型車は共存しなければいけないのです。

ここからは自転車目線の意見になりますが、ロードバイクが時速40km/h近く出してて追い越せないのなら、無理に追い越さずに一定の間は追従しても問題ないと思うんですよね。何度も抜いては抜き返されるみたいな状況になるケースがありますが、どうしても追い越したいのなら、自転車に二度と追い付かれないよう、時速60km/h以上出して赤信号や遅いクルマにも引っかかる事もなく先に行って欲しいです。無理なら、ロードバイクを無理やり追い越すのではなく、一定の間は追従するという選択があってもいいんじゃないでしょうか。

集団走行を禁止して1台なしい2台単位に分散するべきだという事については、ちょっと非現実的です。
まず、一般道には信号がありますから、たとえ分散していても、信号で止まったら全員追い付きます。
団体の自転車だけでなく、関係ない一人だけの単独自転車乗りや、原付バイク、普通のバイクまで信号で追い付いてくる事もあります。青になった途端にそれらが一斉に走り出します。信号がある国道では、いつまでもその状態が続くため、知らない人の自転車や原付バイクまでもが混ざって列を作ります。それを分散しろとか言われても、青になっても何十秒か待機しろという事になり、現実的ではありません。
車間距離についての指摘もありますが、適切な車間距離をとったら却って列が長大になり、それで大型車が追い越せるとは思えません。

自転車の集団走行について共同危険行為を適用するべきという主張ですが、自転車が横に広がったとか蛇行したとかでない限りは、縦一列に走ってるだけの集団を共同危険行為として取り締まるのは難しいんじゃないかと思います。
オートバイや原付バイクが縦一列で走っただけでは共同危険行為にはならないと思うので、自転車も同様でしょう。
車間距離についての指摘もありますが、それだけで共同危険行為を適用するのは難しいかと思います。やはり、蛇行や横に広がる等の明らかな迷惑行為がない限り、この法律の適用は難しいでしょう。


で、正直い言うと、「プロドライバーとプロサイクリストのお互いの主張」というのは、全く噛み合わず、永遠に平行線なので、議論すればするほど無駄です。
私も以前は、このブログを含め多方面で自転車乗りの言い分を主張をし、何とかドライバーに理解を求めようとしてましたが、お互い「ああ言えばこう言う」の繰り返しで平行線でした。いかに自転車乗りとドライバーの話し合いというのが無駄であるかを、実感としたものです。
タクシー乗務員になってからは、同僚から自転車乗りに対する不満や愚痴を聞くこともあり、湘南、鎌倉という地域柄、ロードバイクやクロスバイク等の車道を走る自転車はとても多く、同僚乗務員による自転車乗り相手の交通トラブルや接触事故は度々発生します。
サイクリスト目線で見てもマナーの悪い自転車は多く、タクシーと自転車の交通トラブルで、自転車乗りが悪いケースも相当数あるのは確かですが、そうじゃないケースも多々あるので困ります。
路上駐車を右側に避けた自転車に後ろから鬼クラクションを鳴らして交通トラブルになったケースもあり、その度にお互い噛み合わない主張をするので、そういうのを見聞きするうちに自転車乗りとプロドライバーが共通認識で道路を利用するのは無理なんだと悟りました。


一般論からすると車道の集団ロードバイクというのは、たとえルールやマナーを守っていても迷惑、危険な存在でしかないので、たとえルールやマナーを守って縦一列に普通に走っていても、目の敵にされます。

なぜ普通に走ってるだけなのに「迷惑!」「危険!」と言われてしまうのか、考えてみます。
近年ロードバイク乗りは増えてきたとはいえ、それでもクルマやバイクの台数に比べたら全然少数派です。
そのため、交通の流れとしては、数の多寡として圧倒的なクルマやバイクのスピードが流れの中心であり、ロードバイクのスピードは交通の流れに逆らってしまうものなのです。
ロードバイクに近いスピードで走るものとして、原付バイクがありますが、その原付バイクも、本来の法定速度に反して交通の流れに合わせてるケースが多いのが現況です。
そのため、車道を走るロードバイクだけが交通の流れを乱してしまう原因となり、さらにクルマの台数よりも極めて少数なので、多きは少なしを迫害する原理で、マナーと称しては自転車乗りに不都合や不便ばかりを押し付け、それを受け入れなければ「迷惑!」「危険!」というレッテルを張られてしまうのです。
「車道走るな!」は典型的な例ですが、
「後続車が来たら徐行、停止しろ!」
「遠回りでも交通量が少ない道路を迂回しろ!嫌なら歩道を走れ!」
「もっと左端(路肩)に寄れ!」
「後続車が来てるのに路上駐車を右側からかわすな!後続車が途切れるまで自転車は止まって待っていろ!」
「歩行者信号が赤なのに車道の信号で直進するな!」
「左折専用レーンがある交差点を直進するときは後続の左折車が途切れるまで止まって待っていろ!」
まぁ、キリがありませんね。でも、これらは全てクルマ側の都合による「こうして欲しい」という要求であって、ルールでもマナーでもないんですよ。

仮にロードバイク乗りが少数派ではなく、スポーツ自転車の人口がドカンと増えて、車道左側をスポーツ自転車がひっきり無しに走るようになれば、それがもう交通の流れなのです。
自転車でなくても、原付バイクの人口がドカンと増えてみんなが30km/hでひっきり無しに走り出したら、それが交通の流れです。そうなったら、クルマはスピードを出したくても、追い越すのを完全に諦めるしかないでしょう。
このように数の多寡で社会のルールやマナーは決まってしまうのです。

しかし、数の多寡で社会のルールやマナーは決まってしまう、多きは少なしを迫害する、と書きましたが、実際の社会では少数の障害者に配慮してバリアフリー施設を整備している面もあります。障害者は「迷惑!」ではなく、配慮するべき対象なのです。
それと同様で、少数派でありながら異質な存在で厄介なロードバイク乗りですが、一定の権利と義務はあるわけですから、義務を果たしている自転車まで一緒くたに迷惑、危険扱いしていまう今回の動画は、ちょっと残念でした。

せめて、「峠道ではいつまでも追い越せないから大型車には進路を譲って欲しい」とか、そういう主張ならわかるのですが、それを「集団走行禁止にしろ!」「集団は分散しろ!」とか主張されると、それは飛躍した論理展開にしか感じられません。
動画の中にもある「路線バスが中々追い越せなくて可哀想」という事についても、集団走行を禁止するんじゃなくてバスに進路を譲ればいいだけの話しです。


あと、これも書いておきますが、ドライバー立場の人からよく言われるのは、「クルマのドライバーはこんなに気を遣ってお前らロード乗りを守ってやってるのに、当のロード乗りはお構いなしでドライバーの気持ちも考えず、お気楽に走ってる!」と、ネット上で交流ある人や、タクシー同僚からも言われます。
これについて、私はいつも表面上は「そうですねーw大変ですねーw」と、適当に同調しているのですが、元ロードバイク乗り現タクシー運転手の立場で本音を言えば、ヒヤリハットの回数で言えば、自転車乗り時代のほうが圧倒的に多く嫌な目に遭ってきました!
ハッキリ言って、クルマ運転の比じゃないくらい、自転車運転で危険な思いや、理不尽な思いをする事は多々あります。しかも、故意や未必の故意がかなりの割合で含まれるので尚更たちが悪いです。
まず、自転車と言ってもロードバイクなので、時速30km/hを超えて運転している事が多く、クルマと同様「急に止まれない」のですが、この状態で、
・対向車の無理な右折(右直事故1回あり
・嫌がらせ目的で故意の幅寄せと急ブレーキ(バス、タクシー含め接触数回)
・追い越した直後に割り込んで急ブレーキ左折
・追い越した直後に急停車
・路上駐車を避けた際に後続車の妨げになった事で、ドライバーが逆上して降りてきて暴行事件
・後ろから原付追突


ロードバイク乗りは、一般のクルマ乗りよりも相当気を遣って走ってるし、邪魔になる特性上、変な人間に絡まれてしまう事もあるし、まったく気楽じゃないし気が抜けないんですよ。
そして、これらの出来事をネット上でと発表すると、一部の自転車乗りから同調される以外は、すべて炎上します。バスやタクシーと接触した事を書いたときも、大炎上しましたからね。結局は数の多寡で、ドライバー人口が圧倒的に多い以上、クルマ社会の共通認識としてロードバイクは邪魔だし、それに加えてルールや法的な解釈も人によって様々なので、「クルマ(バイク)気取りで走るな!」とか「車道を走るのはわかるが車線にハミ出すのは違反だろ!」とか、的外れな批判を受けることも多いです。たとえルールやマナーを守っていても、人によっては認識の違いから違反と認定する人もいるし、実際の路上では迫害と言ってもいいくらい嫌がらせや危険運転に遭ってるんですよ。だから、ロードバイク乗りはドライバーの比じゃないくらい、神経使って身を守ってるし気を遣ってるんですよ。

普通に時速30km/hで走ってると、こんな危険運転に遭遇するのは日常茶飯事です。
https://www.youtube.com/watch?v=kACMXJ05kwY
これが自転車ではなく原付だったなら、たとえ同じ速度と走行位置でもこういう幅寄せは普通しないですよね?
この動画については、車道の真ん中走ってるとか、通行区分違反だとか言ってくる人もいるんですが、真ん中でも通行区分違反でもありません。後半に第二通行帯に移動したのも、前方に止まってる車両があるので正当な行いです。とまぁ、このように真ん中だのそうじゃないだの、そういう議論が発生する時点で、自転車ルールがあまりにも認知されてないんですよ。

ロードバイクだって車両として認められているのですから、原付バイクと同程度に道路を使ってもいいはずです。
権利意識ばかりと言われるかもしれませんが、過度にクルマに遠慮して譲歩してばかりいたら、ロードバイクの利便性もパーだし、冷静に分析すると、それって全くフェアじゃない事に気付くんですよ。だから自転車乗りは、権利を主張しますし、権利を侵害されたら怒ります。それはクルマのドライバーだって同じですよね。

とまぁ、ここまで書いてみましたが、結局はプロサイクリストとプロドライバー、お互い妥協できないので、わかり合えることは永遠にありません。私がこうやって意見を主張しても、チンチクリンの妄言として弾かれる事だと思います。


最後ですが、綾人さんについては、よくありがちな偏った考えの自称プロドライバーとは異なり、普段の動画からも本当に見識のある方だと思っているので、その方がロードバイク乗りにご意見なさったため、私としては久しぶりに自転車乗りの立場で意見を書きました。
ご主張の内容は一部受け入れられませんが、動画内では自転車を追い越すときは1.5mあけるとか、側方間隔をあけない追い越しは非常に危険である事にも触れており、やはり本物のプロだと思いました。

私は現在、持病の関係で本格的にロードバイクで長距離をツーリングすることができなくなり、その後タクシー乗務員になり、さらには長距離ドライブにも目覚めたので、現在は公私ともクルマしか乗ってない状況です。ロードバイクを降りて3年、タクシー乗務して2年半ですが、それでも自転車乗りとして基本的な考え方は、当時とあまり変わってません。
これは将来、もしバス運転士やトラックドライバーになったとしても、おそらく変わらないと思います。ただ、タクシーの同僚によるサイクリストへの不満や愚痴、実際に起こした事故や交通トラブル等を見聞きするうち、お互い共通認識で道路を利用するのは、無理なんだなという事を悟っただけです。

同僚と変な摩擦も起こしたくないので、実際にこういいう事故やトラブルを見聞きしても、、職場内で私から意見することはあまりしません。理解してもらうのは無理ですからね。

| 道路交通編 | 00:55 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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運転中、執拗に煽られたり停車させられ絡まれたら




少し前の話題になりますが、東名高速で逆上した男が相手を執拗に追跡して進路を妨害し、追い越し車線に無理やり停車させた事で、結果的に大型トラックに追突されて被害者夫婦が亡くなってしまう痛ましい事件がありました。
ネット上では「事故ではなく殺人事件だ!」という意見が多く出ていますが、本当にそう思います。

しかし、この事件が話題になる以前から、こういった「高速道路上で無理やり止める」「路上での暴力トラブル」「故意の危険運転で事故を起こす」等の案件は数えきれないほど発生しており、なにも今回の件に限ったことではありません。
ドライブレコーダーが増え始めた頃から、YOUTUBE等のネット上にキチガイじみた危険運転や路上トラブルの映像は沢山公開されていて、このような悪質な危険運転や暴行事件は頻繁に起きているのです。

現に私も高速道路上で停車させられた事が一回、一般道で絡まれたことも一回あります。
自分以外の他者が一方的に絡まれている所も何度も目撃してますし、YOUTUBEにも動画が沢山上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=uO8V_vF0K0I
https://www.youtube.com/watch?v=uUF9xhl2jIM
https://www.youtube.com/watch?v=v1fBqTmaymo
https://www.youtube.com/watch?v=bn9vmuOHkpg

私がやられたケースは、知ってる人は知ってると思いますが、2013年にメルファ7(小型観光バス)で大阪行ったときですね。
新東名でトラックの車列を追い越すために追い越し車線を走行していたのですが、後ろから煽ってくる車を認識しました。
速度を120km/hまで引き上げたものの、なおも煽り続けていましたが、スピード違反で捕まることを考えると、これ以上速度を上げるのは危険と思い、120km/hを維持。

トラックの車列を抜き終わったので、左車線に戻ろうとしたと同時に、後ろで煽り続けていたクルマが左側から追い越しをかけた事でニアミスが発生、すぐに追い越し車線に戻ったものの、後続車は左から抜きながら幅寄せや急ブレーキを繰り返し、とにかく相手の危険運転が尋常ではないので路肩に緊急停車したところ、50m先で相手も停車して暴行する気満々で降りてきたので、ある程度相手を引き付けてから(すぐ車に戻れない状況)、路肩をバックで逃走して事なきを得たという事案がありました。
すごく広い路肩だったのでメルファ7でも余裕でしたが、高速道路で停車、バックしたのは初めてです。100mくらいバックした気がします。

また、私の友人の話しですが、その人は交通ルールや秩序、マナーに関して物凄く高い遵守意識があって、まるで法律、秩序、模範そのものが人間の姿をして歩いてるような人なのですが、運転も教習車みたいにする人なのです。
それで、制限速度厳守、一時停止も停止線でキッチリ止まるという走り方に後続のドライバーがイライラし、やがて一時停止の遵守を嫌がらせのブレーキと勘違いして逆上、絡まれて暴行を受け、警察を呼んだという事案がありました。

このように、たとえ模範的で非の打ちどころがないような人でも、理不尽なキチガイに絡まれてしまう事はあるのです。
というか、むしろ安全運転や法規運転を遵守している人ほど、後ろのキチガイ運転者をイライラさせやすいので、絡まれる確率は高くなるのかもしれません。
「私は今のところ一度もないよ!」という人もいるかもしれませんが、普段から速度超過で走行して一時停止もしないような運転であれば、後続にキチガイ運転者がいたとしても、イライラする事はないので絡まれないと考える事もできます。

逆に安全運転で法令順守、さらに職業として長距離運転をする人や、私のように趣味で長距離ドライブをする人は、運転時間が長いだけに絡まれる確率が高くなるわけで、決して他人事ではありません。

よく、大型車や軽自動車が無理して追い越し車線を走るから煽られてトラブルの元になる、という意見がありますが、私の場合は普通車でも煽られます。なんでかと言うと、極端なスピード違反は免停になり、職業ドライバーだと明日から仕事ができなくなるからです。
たとえ大型バスや軽自動車でも、免停になる程の速度を出すのは簡単なので、捕まらない事を第一にして運転する場合、「大型だから」「軽だから」はあまり関係ないです。

私を含め、普通車でもそんなにガンガン飛ばさない人は、常時アクセル全開で走るキチガイをイライラさせやすいので、煽られたら進路を譲るのが一番ですが、走行車線が詰まってる等で進路を譲るタイミングがない事もあります。そのため、遅かれ早かれキチガイに巻き込まれる事もあると考えておいたほうがいいです。

対応方法は、まず煽り返さない、クラクションを鳴らさない、相手を抜かさないことです。
YouTubeに沢山ある交通トラブルの動画を見て分析した結果ですが、執拗に追跡されたり進路妨害されている場合は、逃走するとしつこく追い掛けてきますが、ハザードランプを点けて停車すれば半分以上は納得して去っていくようです。

高速道路上で執拗に進路を妨害され、止められそうになったときは、自ら路肩に停車するようにしたほうがいいと思います。
先般の事件のように、追い越し車線で強制的に止められるまで抵抗を続けるのは危険で、速度を上げて逃げようとしても、相手もキチガイですから信じられない速度(180キロとか)で追いかけてきます。
そもそも、こういうキチガイは普段から運転が荒いので、直線ではアクセル全開、急カーブもスリップ寸前、横転寸前の限界運転を日常的にしているため、運転技術に関してはレーサーに近いものがあったりします。
そしてクラクションを鳴らしながら追跡してくるので、周囲の車も驚いて道をあけるため、サイレンを鳴らしたパトカーに追跡されているのと似た状況になります。こういうキチガイから逃走を図るというのは、サイレン鳴らしたパトカーから逃走するのと同じくらい難易度が高いのです。

YouTubeの映像を見て思ったことですが、キチガイにとって狙った獲物に逃げられる事ほど悔しいことはないのです。
なので、もし狙われてしまったら、逃走を図るのではなく自ら路肩に停車して相手に追い越させること、これで半数は納得して去っていきますが、もし相手も停車して暴行する気満々で降りてきたら、ドアロックして亀が甲羅に閉じこもるごとく車内に留まることです。それから警察に110番する事です。
可能であれば、相手の車からなるべく離れた位置で停車して、相手が降りて近付いてきたら(相手が車から離れてすぐ戻れない状況で)、バックや転回で逃走するのも方法だと思います。

| 道路交通編 | 23:41 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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自転車は「車道」の信号に従うのが原則です。

自転車が従う信号
先日、私の会社の同僚が、図のような状況で自転車(ロードバイク)にクラクションを鳴らし、逆上した自転車乗りに追いかけられてトラブルになった件についてです。
同僚の主張は、右折待ちをしていたら、自転車が対向車線から来て、横断歩道の信号が赤なのに直進してきたので、信号無視を警告する意味でクラクションを鳴らしたとのことです。

ドラレコ映像も見ましたし、私のほうからも同僚に直接伝えましたが、自転車は横断歩道の信号ではなく、車道の信号に従うのが原則であるため、上記で示した図のような状況(ドラレコに記録されていた映像)については、自転車の信号無視には当たりません。

私もたまに鎌倉市内をロードバイクで走るときがありますが、「自転車は横断歩道」と決めつけられて、交差点の真ん中で右折車にクラクション浴びせられると頭に来ます。特に横断歩道が赤で車道が青だと、こういう勘違いからくるトラブルになりやすいので、、このトラブルを機に会社としても教育を徹底してほしいしと思いました。
(てか、相手を注意するならまず自分が正しいルールを知らきゃいけません)

| 道路交通編 | 22:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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「危ない迷惑な自転車」と決め付ける人

▼先日、2t車で知人を助手席に乗せたときのこと。前方でクロスバイクに乗る男性を追い越すとき、知人が話しかけてきた。「最近は危ない自転車が多いね。車道の真ん中で蛇行して。」「なんで歩道を走らないのかね。」「迷惑になってると思わないのかね」と言う。私が何者なのかも知らずに、自転車乗りを目の敵にする発言だ。

▼そこで私は、「自転車が歩道を走れば歩行者を危険に晒すし、現に歩道で事故が多発したから、警察も車道が原則と指導しているんだ。」「特にああいうスポーツタイプはスピードが出るから、車道を原付バイクと同じように走ればいいんだ。」と言ったところ、知人は「だけど車道はもっと危ないよ。免許もないのに車道で原付と同じと言うのは、無免許運転と同じじゃないか。」と言う。

▼その自転車は、普段着でクロスバイクに乗ってサイクリングしている感じで、熟練したロード乗りと比べると少しフラついていて未熟な感じはするものの、道路を走行する分には特に問題はないと思われる。さらに「車道の真ん中を・・・」と言うが、私が見たところ白線(外側線)の右側に沿っていて、通行区分に問題はない。

▼通行ルールに則った自転車を「危ない」と決め付け、車道の真ん中ではないのに真ん中と言い、蛇行ではないものを蛇行と言い、挙句には「免許もないクセに」と言う。しかし、こういうのは水掛け論にしかならない事はよくわかっているので、これ以上の議論はやめて、別の話題にスリ変えて終わらせた。改めて「自転車乗りとドライバーの相互理解」はハードルが高いんだと思う、今日この頃。

| 道路交通編 | 00:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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わざと自転車をひき殺そうそしたタクシー運転手

今日のニュースでやっていましたが、大阪市中央区南船場の国道308号で、客を乗せて発進しようとしたタクシーが、後方から走行してきた自転車の男性(33)と衝突しそうになり、自転車の男性が逆上してタクシーの車体を蹴りました。

タクシー運転手(38)は、客を乗せたまま自転車と並走して約200メートルにわたって口論した後、タクシーの前方に出た自転車にわざと追突し、跳ね飛ばしました。男性は顔などに軽傷です。調べに対し容疑者は「タクシーを蹴られ腹がたった。殺してやろうと思った。」と供述しているとの事です。

またトンデモない衝撃ニュースで、自転車乗りである俺も他人事ではないです。

まず、車体を蹴ったというのは明らかに自転車の男が悪いので、もし傷など残ったら弁償させるべきです。
しかし、それで頭に血がのぼって殺意を抱くとは・・・
暴○団とかチ○ピラならわかりますが、たとえタクシードライバーでも、こういうアレな人はいるもんなんですね。
「タクシーだから大丈夫。常識くらいは持っているだろう」と思い込んでると、殺されてしまう可能性がある事を、自転車乗りはよーく認識しておくべきだと思いました。世の中、考えられない事も起こるものです。今回はタクシーでしたが、トラックやバスも気を付けるべきです。

| 道路交通編 | 23:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「不意打ち高さ制限」ガードに予告標識を義務付けよ

▼いつも通りなれた配達ルート。その中の某JRガードでは、たまに意味不明の渋滞が発生する。そして様子を見に行くと、高さの関係でガードをくぐれないトラックが立往生しているのだ。交通量が多いのでバックも転回も出来ないようだ。

▼なぜこうなるのか?前もって予告標識が出ているのをドライバーが見落としたのなら、ドライバーの過失であろう。しかしこの場所は違う。予告標識の類はなく、不意打ち的にガードがあるので、土地勘のないドライバーにとってはガードの存在を前もって知る由もない。

▼土地勘のない場所をナビや地図に頼って運転することはよくあろう。当方も4t車、またレジャーで小型観光バスを運転するが、土地勘のない場所をナビ頼りで運転するとき、特に心配で恐ろしいのは、この「不意打ち高さ制限」のガードだ。

▼実はこの場所では、同様の立往生が何度も起きている。さらに他のドライバーは自己中なので、次々に詰めてはスペースを潰すため、トラックがバックも転回も出来なくなり、全体が立往生という悪循環に陥るのだ。結局は警察や消防に通報して、交通整理をする事になるのである。いい加減に予告看板を設置するべきではないか。


DSCN1300.jpg
通報を受けて消防車が到着、交通整理が行われてトラックが転回する

| 道路交通編 | 21:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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わざと自転車にぶつけた4トントラック

ロードバイクで走行中、港南台の「ひよどり団地」という交差点の付近、ちょうどオートバックス横浜港南台店がある所で、それは起きました。

背後から、アクセルの踏み方がおかしい(空ぶかしではなく、クラッチをつないだままアクセルを小刻みに踏んだり離したりしてる)4トン車の音がするので、ミラーを見たところ、確実に俺を轢き殺すラインで急接近。

当時、俺は時速35km/h程で走り、ビビッて避けようとした瞬間、すでに俺の約10cm横へ時速60km/hで差し掛かり、抜きながら幅寄せされてトラックの車体後部(リアオーバーハング)と自転車のミラーが接触。その直後に赤信号のため、トラックは路肩まで乗り入れて俺の進路を遮断しながら停車。

もう一度言います。

トラックの車体後部と自転車のミラーが接触!!

その直後にオレの進路を遮断しながら赤信号で止まったので、オレはトラックの後ろからデジカメ撮影。
しかし、そんな写真で陸運局に通報しても、「自転車野郎の被害妄想だ!」と思われるだけだよね。
このトラック運転手も、ロードバイク乗りが相当邪魔で大っ嫌いで、見かける度に同じことを繰り返しているのでしょう。

自転車にもドライブレコーダーが欲しいと思う出来事でした。

| 道路交通編 | 20:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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自転車を免許制にしろと言う人

▼昨年10月に自転車の車道通行の通達が出されて以降、多方面で議論が展開されている。中でも「自転車がそのまま車道を走るのは断固反対」との主張が目立つ。

▼そして、「自転車も車道を走るなら免許制にせよ」と主張する人が非常に多い。免許制にする事でルールを知り、マナーも改善されるとの事だが、本当にそうだろうか。

▼自動車のドライバーを見ればわかる。運転免許は学科試験に一回合格すれば、あとは余程の違反がない限りは再試験を受ける必要はない。10年前、30年前に習った学科の内容なんか殆ど覚えてないだろう。免許所持者に対して、もう一度同じ試験を実施すればすぐわかる事だ。

▼そもそも自転車がルールやマナーを守らない原因は、知らないからではない。知っていて承知で破るのが大半である。それを改善するには、自動車の例を参考にした「青切符の反則金制度」を自転車にも導入するのが最も効果的だ。


参照
ナンバープレート制度よりも反則金制度を導入せよ

| 道路交通編 | 19:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「白チャリ」にクロスバイクを導入せよ

▼都内某所。歩道上に警察官の自転車、いわゆる「白チャリ」が停めてあった。ペダル付近を見ると箱型のバッテリーが積んである。そう、電動アシスト自転車だ。今後は電動アシスト白チャリが普及するのであろうか。

▼しかし、いくら電動アシスト自転車でも、高速走行に長けているロードバイクやクロスバイクを前にしては非力だ。交通違反の取り締まりで追尾するときでも、電動自転車は時速24km/hでアシストカットとなるので、それ以上の速度で逃げる自転車の追尾には不利ではないか。

▼さらにスポーツ自転車を使った犯罪に警戒が必要だ。スポーツ自転車は走行音が出ないため背後から気配を気づかれずに近づくことができるなど、ひったくりで利用される可能性が十分ある。時速30キロ超で細い路地裏に逃げ込んでも追跡できるよう、白チャリは機動性が求められる。

▼となると、スポーツ自転車に対抗するには同じスポーツ自転車という事で、ロードバイクやクロスバイクが「白チャリ」に相応しいのではないか。ロードバイクは運転技術が高くて扱いにくいので、初心者でも扱いやすいクロスバイクを警察官の白チャリに導入してみては、どうだろうか。

| 道路交通編 | 22:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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自転車は歩行者用信号に従うと思い込んでる人

▼鎌倉市内の某交差点にて発生したニアミス。当方は交差点を青信号で直進したが、対向右折車が強引に右折を強行しようとして、それができないとわかると急停車して「長押しクラクション」を鳴らした。

▼対向車のドライバーが、なぜそのような行動をとったのかは不明。当時の状況は図のように歩行者用信号が赤で、車両用信号が青だった。

▼ここからは私の想像だが、自転車は歩行者用信号に従い止まって、交差点を渡るときは横断歩道を・・・、という一般市民によくありがちな勘違いの結果なのだろう。

▼言うまでもないが自転車は車両であり、従うべき信号は車両用信号だ。この常識すら知らない運転者が現実にいるので、警察などの関係機関は、市民に対して今一度正しいルールを周知徹底して欲しい。


自転車が従う信号
優先であるはずの直進自転車は、対向右折車にフェイント発進で威嚇され、クラクション攻撃を受ける。一歩間違えれば事故にも繋がりかねない。

| 道路交通編 | 20:40 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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違法競技用自転車について

今回はピストとロードバイクの違いと、ピストのどこが違法なのかを説明します。

世間で騒いでいるブレーキなし競技用自転車についてですが、これは「ピスト」あるいは「トラックレーサー」と呼ばれる競技用自転車で、本来は競輪場のコースを走るための物です。障害物や坂が一切ない平坦な競輪場を走るので、ブレーキや変速機は不要なので装着されていません。さらに現代の一般自転車には100%装着されているフリーホイールもありません。フリーホイールとは、走行中にペダルを止めても自転車が惰性で進む事ができる機構の事で、これはママチャリやロードバイクを含めた大半の自転車に備わっている機構です。ピストやトラックレーサーにはこの機構がないため、ペダルと後輪の回転は100%連動しています。つまり走行中は常にペダルを回し続ける必要があり、走行している間はペダルを止められません。

停止するときは回転するペダルを強制的に止めるように力を加えます。これはエンジンブレーキみたいな物で、フリーホイールのママチャリやロードバイクではできない事ですが、固定ギアの競技用自転車は構造上これが可能です。ブレーキなし自転車が止まる事ができるのは、この固定ギアによるものであり、走行中にペダルの回転を止めようとする事で減速、停止ができる、これがピストやトラックレーサーという物です。

一方でピストと似た形をしていながら全く違う構造を持つのがロードバイクまたはロードレーサーです。
外観上の共通点を比較すると、ドロップハンドル、高いサドル、軽量化されたフレーム、細いタイヤという点で共通点が見られますが、両車の最大の違いは、ピスト(トラックレーサー)が競技場向けであるのに対して、ロードバイク(ロードレーサー)は公道向けである事です。前述した通りピストはブレーキ、変速機、フリーホイールを装着しないシンプルで単純な構造であるのに対して、ロードバイクはブレーキ、変速機、フリーホイールが標準装備です。そのためピストに比べると重装備です。
このように、公道用のロードバイクと競技場向けのピストでは、用途からして全く違います。

で、世間を騒がせている違法競技用自転車とは、ブレーキなしのピストの事です。道路交通法では自転車の前輪と後輪にそれぞれブレーキを装着する事が義務付けられていますが、ピストにはブレーキがありません。強いて言うならペダルを止める事によってブレーキとなりますが、これでは保安基準に適合しません。
最近ではブレーキが装備されたピストも販売されていますが、乗り手がそれを故意に取り外すケースが多く、それが問題となっています。当の本人はペダルだけで十分に止まれるから必要ないと主張していますが、いくらペダルで止まると言っても、通常のブレーキに比べると弱いもので急制動はできません。乗り手は敢えて急制動できない自転車で飛ばす事に、快感やスリル感を感じるらしく、先を読んだ運転をしなければ減速が間に合わなくなりますが、それがスリルがあってたまらないようです。しかし、万が一その先読みを誤ったら、止まれずに重大事故になり得るわけです。
まして急な飛び出しがあったら絶対に止まれません。

本人が怪我するだけでなく、周囲の人に与える危害も計り知れません。公道を走るなら最低限でも保安基準に適合した自転車に乗るべきです。

最近、YAHOO知恵袋の交通運転カテゴリーでもノーブレーキピストに関する質問が増えています。その質問をサイクリングのカテゴリーに投稿してくれれば知識のあるサイクリストや自転車乗りが解答しますが、交通運転カテゴリーで解答するのは主にドライバーです。その回答者であるドライバーが知識がないためにロードバイクとノーブレーキピストを一緒くたにしてしまう人が多く見受けられます。

中には、「うちの地域でもロードバイクが集団で時速40キロも出してます!ブレーキもないのに時速40キロは自殺行為です!許せない!」と書いた人がいます。
私はその現場を実際に見ていませんが、私の憶測では、おそらくその集団走行のロードバイクはブレーキを装着しています。ノーブレーキピスト乗りの大半は、ファッション系の若いお兄さんが単独で走行しています。ノーブレーキピストが隊列組んで走行しているのを見たことがありません。
また、それを書いた人は「ブレーキなしのロードバイク」と書いています。前述した通りブレーキがないのはピストであって、ロードバイクはブレーキ標準でついてます。だいたいフリーホイール(ペダルで止まれない)のロードバイクでブレーキなしなんてやったら、本当の意味で自殺行為ですね。

このように、明らかにロードバイクとピストの区別もつかない人が、両者を一緒くたにして感情任せに「違法自転車め!許さん!」とばかりに大騒ぎしています。
違法自転車を批判する前に、まず最低限の知識を身につけてもらいたいものです。


| 道路交通編 | 20:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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サイクリングロードのルールとマナー

まず始めに大事な事を言っておきます。

サイクリングロードは自転車道ではない、歩道である。よって歩行者優先でありサイクリングロードと称する「歩道」を我が物顔で走ってはいけない。

飛ばすなら車道

サイクリングロードで飛ばさない事。



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私は神奈川県藤沢市在住なので、境川サイクリングロード(境川CR)をよく利用します。
車道と違ってクルマが来ないので、自転車にとっては安心という事もあり、多くの自転車乗りが集まっています。
自転車にとっての高速道路みたいな感じで、飛ばしまくる人も多く見受けられます。自転車にとっては快適な空間かもしれません。しかし、一つ大きな落とし穴があります。
それは境川CRや多摩川CRなどのサイクリングロードと称する道は、実は歩道なのです。実際に休日の午前から午後にかけては、ウォーキング、ハイキング、犬の散歩、ランニングで溢れ返っていますね。さらにはキャッチボールをしている人もいます。それらの人達のスレスレをロードバイクが飛ばしまくってるワケです。

名称こそサイクリングロードであっても、歩行者優先である以上、万が一歩行者を跳ねてしまったら、人身事故として自転車側の過失となります。特にロードバイクで高速走行中に人身事故になったら、タダの怪我では済まされないかもしれません。その場合、クルマの人身事故と同様に重大な責任を負うことになりかねません。

車道を飛ばしている時でも、人身事故が起きる可能性はあります。しかし車道は車(自転車を含む)が円滑に走るための空間であるから、車が走行する事を前提に整備されています。その車道に歩行者が飛び込んで人身事故になった場合でも車(自転車含む)の過失が大きくなりますが、それでも過失であるから、加害者側が保険等によってある程度は救済されるようになっています。

しかし、歩道は違います。歩道は本来自転車が走る空間ではありません。そこを特例によって特別に許されて自転車が通行しています。その条件として、歩行者が100%優先となっているわけです。歩行者の進路を妨げる恐れがあるときは、徐行、または一時停止する義務があります。どんな状況でも歩行者の脅威となってはいけません。そして歩道で人身事故を起こした場合、100対0で自転車が悪くなります。これはサイクリングロードも同じです。

最近のスポーツ自転車ブームによって新規参入してきた初心者がCRを我が物顔で走っているのが問題視されています。特に多摩川CRでは、ベルを鳴らす人や歩行者に暴言を吐く人もいるらしく、サイクリストのマナーが最悪であると嫌われています。
管理者は実際に「自転車の通行禁止」も視野に入れた検討をしたそうで、結果として路面に凸凹が設置され当該区間は押して歩くように義務付けるなど、大幅な自転車規制が行われています。

府中市内では人身死亡事故が発生したことから、当該区間では「多摩川サイクリングロード」という名称を改めて「多摩川かぜのみち」と改称しました。私としても、歩行者との混合交通で自転車道としての機能を果たさないなら、サイクリングロードという名称は不適切だと思います。歩行者優先なら「歩道」か「ハイキング道」のほうが適切です。

ちなみにプロのロード乗りはCRなど走らずに車道を走ります。選手の練習や訓練も車道で行います。
サイクリングロードで、歩行者をベルで排除するのは論外です。絶対にやめましょう。

| 道路交通編 | 00:04 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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